藤原ヒロシ インタビュー。カルチャーと呼応するアートを見つめる1980年代の日本のクラブ・カルチャー黎明期よりDJとして活躍し、90年代には「裏原」と呼ばれる、日本のストリート・カルチャーの隆盛をつくりあげた藤原ヒロシ。音楽やファッションのみならず様々な文化のディレクションを担い、世界中に多くのフォロワーを生んできた。ニューアルバム『SLUMBERS 2』の発表を機に、藤原がこれまでいかなるアートに触れ、どのようにとらえてきたのかを中心に話を聞いた。 聞き手・構成=安原真広(ウェブ版「美術手帖」編集部) 撮影=稲葉真 藤原ヒロシ 1980年代の日本のクラブ・カルチャー黎明期よりDJとして活躍し、90年代には「裏原」と呼ばれる、日本のストリートファションの隆盛をつくりあげた藤原ヒロシ。「fragment design」名義で、ファッションのみならず様々なジャンルのクリエイティブを担い、世界中