ジョージ・ソロス氏が創設した慈善団体の国際的ネットワーク、オープン・ソサエティー財団(OSF)は世界中で事務所の閉鎖を進めている。250億ドル(約3兆7400億円)規模のOSFは、40%を超える人員削減に備えている。 ブルームバーグが入手した電子メールのコピーによると、OSFアフリカ事業の雇用者は先週、次のステップに関する詳細を記した通知書を受け取った。それには米ボルティモアとスペインのバルセロナに加え、アフリカ大陸6カ所のオフィス閉鎖が含まれる。 ソロス氏の慈善財団、EUでの活動大部分を終了へ-人員40%削減 (1) OSFのプログラム担当副会長、ビナイファー・ノウロジー氏は「取締役会が6月に40%を超える人員削減を決定したことから、現在の人員規模と拠点は必然的に縮小される」と電子メールで説明。「小規模なオフィスを複数構えて運営する状況ではなくなった。従って拠点をさらに減らすことが決まっ