【動画】シャチがカモメにえさを=鴨川シーワールド提供「ルーナ」が水と一緒にエサを飛ばした=千葉県鴨川市の鴨川シーワールド、さとうあきらさん撮影カモメが水面のエサをくわえた=千葉県鴨川市の鴨川シーワールド、さとうあきらさん撮影カモメはエサをくわえて飛び立つ=千葉県鴨川市の鴨川シーワールド、さとうあきらさん撮影 水族館に飼育されているシャチたちが、野生のカモメにエサを与える――鴨川シーワールド(荒井一利館長)で見られる珍しい行動。姉から妹へ、さらにその子の世代へと伝わり、共有されている点でも珍しいことがわかってきた。 かつてカナダのバンクーバー水族館で飼育されていたメスのシャチ(推定年齢6―9歳)も、口を開けて、野生のカモメに魚の切れ端を渡す行動を見せていた。「ZOO BIOLOGY」(1985年)によると、ワシントン大学の動物行動学者が1984年7月から12月にかけての21日間、のべ12