静岡市は7日、7月末に市内であった安倍川花火大会の露店で販売されたキュウリを食べた人が腸管出血性大腸菌O(オー)157による食中毒の症状を訴え、計413人に達した、と発表した。101人が入院し、そのうち3人が重い合併症の溶血性尿毒症症候群(HUS)と診断された。命に別条はないという。 市によると、1日に市内の病院から「食中毒症状の患者を診た」と通報があり、その後徐々に患者が増えていった。発症者はいずれも2店舗で売られた冷やしキュウリを食べていたという。食べた人の発症のピークは越えたとみられるが、家族らへの二次感染の可能性もあり、調査を続けている。
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