米海兵隊レイダー大隊の理学療法士が、「腹筋運動(クランチ)が腰痛(下背部痛)の原因である証拠が示されている」とし、年次の体力試験(PFT: Physical Fitness Tests)で外し、『プランク(plank)』へと置き換えるようロバート・ネラー(Robert B. Neller)大将に進言していたことが分かった。 プランクとは、筋トレを実践している人々の間で「最強の自重トレーニング」などとも呼ばれる種目。基本姿勢では、両肘とつま先で体を支えて体を板のように維持することで、腹筋を中心に体幹そのものを鍛えることができる。支え方や傾きを変えるなどのアレンジを含めると、40以上もの体勢や動きのバリエーションを持つとされる。 ダンベルなどのおもりを使ったトレーニングと違って、全身に渡る小さな筋繊維に対しても微細な刺激を与えるため、全身をバランスよく鍛えられる。 なお、米軍における腹筋運動を
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