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ブックマーク / www.webdoku.jp (13)

  • 【書評】『スウィングしなけりゃ意味がない』佐藤亜紀 - 横丁カフェ|WEB本の雑誌

  • 作家の読書道:第31回 伊坂 幸太郎さん

    第31回:伊坂 幸太郎さん 毎回さまざまな仕掛けと爽快なラストを用意して、読み手をうならせる伊坂幸太郎さん。今年には吉川英冶新人文学賞を受賞し、ますますこれからの活躍に期待が高まるところ。時に痛快に笑わせ、時に深い感動を呼ぶ、なんともいえない不思議な読後感を与えてくれる、その原泉はどこに? エンターテインメントを読みふけった中高時代から純文学に出会った大学生時代、そして最近の読書傾向まで、その変遷を語っていただきました。 (2004年5月更新) ――幼い頃はどんなを読んでいたのですか? 伊坂幸太郎(以下 伊坂) : みんなと同じだと思うんですけれど、童話とか子供向けの江戸川乱歩などを読んでいました。あとよく覚えているのは、『まほうのプディング』という。あんぱんマンみたいに、プディングで出来たお化けみたいのがいて、それをみんなが奪い合うんです。それも、ペンギンとかコアラだったりと、可愛い

  • 「クーリエ・ジャポン」、来年2月売りで休刊 - 新文化|WEB本の雑誌

    講談社が発行する月刊情報誌「クーリエ・ジャポン」が、来年2月25日発売号で休刊する。以降は有料制の会員サービスとして提供していく。

    「クーリエ・ジャポン」、来年2月売りで休刊 - 新文化|WEB本の雑誌
  • サンリオSF文庫総解説 - 本の雑誌社の最新刊|WEB本の雑誌

    サンリオSF文庫創刊は、1978年7月のこと。「スター・ウォーズ」日上陸に始まるSF映画ブームのまっただなか、世間ではSFと言えばスペース・ファンタジーのことだった時代に、宇宙ともファンタジーともほぼ関係のない先鋭的なラインナップを組み、一部の海外SFマニア/海外文学愛好者の間にセンセーションを巻き起こした。しかし、1987年8月、会社の事情で惜しまれつつ休刊することに......。 書は、そのサンリオSF文庫が残した全197冊を詳細な書誌データつきで整理番号順にレビューする、史上初のガイドブック。巻頭のカラー口絵には、197冊全冊+異装版4冊のカバーをどどんとまとめて掲載。加えて、編集顧問だった山野浩一の回顧インタビュー、当時サンリオSF文庫で翻訳や解説を担当した関係者のエッセイ、サンリオSF文庫(および単行)にまつわるコラム(予告のみで未刊に終わった作品やカバー裏の内容紹介迷作選

    サンリオSF文庫総解説 - 本の雑誌社の最新刊|WEB本の雑誌
  • 【今週はこれを読め! ミステリー編】犯罪小説史に残る大傑作『チャイルド・オブ・ゴッド』 - 杉江松恋|WEB本の雑誌

    『チャイルド・オブ・ゴッド』 コーマック・マッカーシー,Cormac McCarthy,黒原 敏行 早川書房 2,200円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS honto 今週のお薦めはコーマック・マッカーシー『チャイルド・オブ・ゴッド』(早川書房)を措いて他になし! これは犯罪小説史に残る大傑作であり、殺人者の精神世界に分け入った物語としてもほぼ比肩するもののない高みを極めた小説である。でも、難しいんでしょう、『ブラッド・メリディアン』(早川書房)みたいに長いんでしょう、ですって奥様? とんでもない、わずか240ページ弱、一晩で読みきれる分量ですわ。ただし読み終えた後で全身に震えが来て、眠れぬ夜を過ごすことになっても責任はもたねえけどな! 物語は、とある山間の土地に不動産の競売人が見学客を引き連れてやって来る場面から始まる。単なる徒歩行ではなく、

    【今週はこれを読め! ミステリー編】犯罪小説史に残る大傑作『チャイルド・オブ・ゴッド』 - 杉江松恋|WEB本の雑誌
  • ミノタウロス

    yukatti
    yukatti 2013/02/01
    2007年 本の雑誌が選ぶノンジャンルのベスト10第1位、「新刊採点」単行本班による佐藤亜紀『ミノタウロス』書評
  • ◇本の雑誌が選ぶノンジャンルのベスト10

    の雑誌」誌1月特大号恒例の「の雑誌編集部が選ぶノンジャンルの年間ベスト10」がWEB版に登場! 編集部が選んだ自信の2007年ベスト10をご紹介!

    yukatti
    yukatti 2013/02/01
    2007年度、佐藤亜紀『ミノタウロス』が1位。
  • 賢太、慎弥だけじゃない! 芥川賞会見の勇者たち - 大森望|WEB本の雑誌

    「風俗に行かなくてよかった」発言で一躍お茶の間の人気者になった西村賢太に続き、今度は「都知事閣下と東京都民各位のために、もらっといてやる」発言で田中慎弥が大ブレイク。ここ3回はニコニコ動画で生中継されていることもあってか、日比谷の東京會舘で開かれる芥川賞受賞会見に注目が集まっている。 週刊誌などでも歴代珍会見が記事になったりしてますが、当欄では、この機会に、2000年以降の芥川賞受賞会見武勇伝をまとめてみた。伝聞や噂レベルの話も混じってるので、話半分くらいでひとつ。 トップバッターは、第123回(2000年上半期) の町田康(「きれぎれ」)。記者会見で、芥川賞受賞の喜びを「アフロでファンキーなビート」と形容、各紙がいっせいに飛びついて見出しに掲げ、ちょっとした流行語になった。 もっともこれは、「いまの気持ちを音楽にたとえると?」という記者の誘導質問から、無理やり引き出されたものだったらしい

    賢太、慎弥だけじゃない! 芥川賞会見の勇者たち - 大森望|WEB本の雑誌
  • 第145回芥川賞、全候補作最速チェック&予想 - 大森望|WEB本の雑誌

    第145回(平成23年/2011年上半期)芥川龍之介賞の候補作が日発表された。6作のラインナップは以下のとおり。(◎は当欄の受賞作予想の命、○は対抗、△は大穴) ◎円城塔「これはペンです」新潮1月号 ○石田千「あめりかむら」新潮2月号 △谷有希子「ぬるい毒」新潮3月号 戌井昭人「ぴんぞろ」群像6月号 水原涼「甘露」文學界6月号 山崎ナオコーラ「ニキの屈辱」文藝夏号 選考委員は、池澤夏樹、石原慎太郎、小川洋子、川上弘美、黒井千次、島田雅彦、高樹のぶ子、宮輝、村上龍、山田詠美の各氏。 選考会は7月14日、築地・新喜楽で開かれ、午後7時〜9時ごろ受賞作が発表される。 前回144回の芥川賞は、大命の朝吹真理子「きことわ」が先行、最終コーナーをまわって西村賢太「苦役列車」が猛追し、《新潮》掲載の2作がそろって受賞することになったが、今回も候補6作中、半数の3作が《新潮》初出。 過去4回の芥

    第145回芥川賞、全候補作最速チェック&予想 - 大森望|WEB本の雑誌
  • 第145回直木賞、全候補作最速チェック&予想 - 大森望|WEB本の雑誌

    7月4日付の朝刊各紙で、第145回(平成23年/2011年上半期)直木三十五賞の候補作が発表された。5作の顔ぶれは以下のとおり。 池井戸潤『下町ロケット』小学館 島理生『アンダスタンド・メイビー』(上下)中央公論新社 ◎辻村深月『オーダーメイド殺人クラブ』集英社 ◎高野和明『ジェノサイド』角川書店 葉室麟『恋しぐれ』文藝春秋 前回(144回)の直木賞予想では、木内昇『漂砂のうたう』と道尾秀介『月と蟹』の2作受賞をみごと的中させた当欄ですが(http://www.webdoku.jp/newshz/ohmori/2011/01/13/192500.html)、いやはや、今回はむずかしい。候補作5作の中に自信をもって◎を打てる作品が1もなく、テッパン予想は不可能。 ......ということで、今回の直木賞、大森予想の命は「受賞作なし」(実際に受賞作が出なければ、第136回以来、9期ぶりとな

    第145回直木賞、全候補作最速チェック&予想 - 大森望|WEB本の雑誌
  • 市橋達也『逮捕されるまで』最速レビュー - 杉江松恋|WEB本の雑誌

    あの市橋達也が事件後のことを振り返った手記を書いた。 その話を聞かされたとき、にわかには信じられなかった。 すでに刑が確定した身ではないのである。彼は拘置所で刑事裁判の判決を待つ身の上だ。が懺悔録のようなものであったとしても、有利に働くとは限らないだろう。逆効果になることだってあるはずである。 それでもを出したいというのは何か別の理由があるのだろうと思った。 亡霊にとりつかれたと信じる人間が、それから逃れるために投身自殺を図るようなものだ。 吐き出さなければならない何かが市橋達也の中に渦巻いているのだ。 『逮捕されるまで』(幻冬舎)を読んで、自分のそうした直感は的を射ていたと感じた。 このは市橋達也(判決が出るまでは「被告」だが、これは書評だから他のの著者と同様に敬称は略して書く)が自宅のマンションから逃亡した2007年3月26日に始まり、声をかけてきた警官によって逮捕された200

    市橋達也『逮捕されるまで』最速レビュー - 杉江松恋|WEB本の雑誌
    yukatti
    yukatti 2011/01/25
    "恐怖の体臭を私はここから嗅ぎ取った。恐怖に駆られて逃げ回るとき、人間は単なる動物に近くなる。著者はそのことを他人に知ってもらいたかったのだと、私は思った"
  • 水嶋ヒロ『KAGEROU』最速(?)レビュー - 大森望|WEB本の雑誌

    第5回ポプラ社小説大賞を受賞した齋藤智浩のデビュー長編『KAGEROU』が12月15日午前0時から販売開始。青山ブックセンター六木店はじめ、終夜営業の書店にはワイドショーの撮影クルーが詰めかけ、村上春樹『1Q84 BOOK3』発売時以来の大騒ぎとなった。 人気俳優・水嶋ヒロの処女長編とあって、同書は発売前から話題が沸騰。刷り部数は、すでに4刷43万部に達している。歩安入帳の責任販売制(返品時には掛け率が低くなるため、売れ残った場合には一定のリスクがある)で各書店からの予約注文を積み上げた結果らしいが、新人の小説デビュー作としては記録的な数字だ。 小説の中身は、予想に反して、40歳の中年ダメ男が主人公の脱力系ドタバタコメディ。帯裏の内容紹介、 "廃墟と化したデパートの屋上遊園地のフェンス。/「かげろう」のような己の人生を閉じようとする、絶望を抱えた男。/そこに突如現れた不気味に冷笑する黒服

    水嶋ヒロ『KAGEROU』最速(?)レビュー - 大森望|WEB本の雑誌
  • ジェイムズ・P・ホーガン死去 - 大森望|WEB本の雑誌

    『星を継ぐもの (創元SF文庫) (創元推理文庫 663ー1)』 ジェイムズ P.ホーガン,池 央耿 東京創元社 770円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS honto 日でも人気の高い英国のハードSF作家、ジェイムズ・P・ホーガンが、7月12日の朝(現地アイルランド時間)、世を去ったと、長男のアレックス・ホーガン氏から関係者に伝えられた。享年69。 ジェイムズ・パトリック・ホーガン(James Patrick Hogan)は、1941年6月27日、ロンドン生まれ。 "5万年のアリバイ崩し"(堀晃)と評された1977年発表の第一長編『星を継ぐもの』で一世を風靡し、1981年の星雲賞を受賞した(1982年には『創世記機械』、1994年には『内なる宇宙』で、同じく星雲賞海外長編部門を受賞している。いずれも創元SF文庫刊)。 1986年には、大阪で開

    ジェイムズ・P・ホーガン死去 - 大森望|WEB本の雑誌
    yukatti
    yukatti 2010/07/13
    ホーガンの『星を継ぐもの』と続編のシリーズ、好きだった。
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