日本オーディオ協会は、ヘッドホン/イヤホンなどで“ハイレゾ対応”を謳う際の再生周波数スペック測定に関する統一基準の策定を行うと発表した。 本日開催された同協会の活動方針説明会にて明らかにされた。協会内の「ヘッドホン委員会」において、2016年度の活動として「ハイレゾ化対応測定基準の解説浸透と測定スキームの確立、および頭外定位の確立」を挙げている。 現在、ハイレゾ対応の基準となる再生周波数の測定においては統一されたものがなく、各社がそれぞれ独自の測定方法を用いていることから、JEITAと協力し、測定方法の確立を図るという。「イヤホンは内部における伝達関数の変化で周波数特性がものすごく変わってしまう。これを決めた上で測定手段を整理しましょう、ということ」(日本オーディオ協会 校條亮治会長)。 なお、この基準を決めるのはJEITAの標準化委員会。日本オーディオ協会はこれをメーカー各社に伝達
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