本日のゲストは、株式会社セールスフォース・ドットコム代表取締役社長の宇陀栄次氏と、執行役員 製品・サービス・技術統括本部長を務める榎隆司氏です。 セールスフォースは、「The End of Software(ソフトウェアの終焉)」という過激なスローガンで有名です。その名の通りSFA(営業支援サービス)をASPで提供することによって伸びてきた企業です。パッケージソフトウェアの販売をせず、完全にインターネット経由でサービスとして提供するピュアなASP企業ですが、最近Web 2.0的なモデルとして知られるようになったSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)の代表企業と呼んだ方がいいかもしれません。 SaaSとこれまでのASPがどう違うのか、SaaSがなぜ衝撃的なのかを宇陀社長に伺いました。 ■ ASPで企業の地域格差もなくしていく ―恒例ですが簡単に自己紹介をお願いできますか? 宇陀氏 私は