auに引き続き、NTTドコモがGoogleとの提携を発表した。3月にはウォルト・ディズニー・ジャパンがソフトバンクモバイルと組んで日本の携帯電話業界に参入するほか、AppleもiPhoneを日本市場に投入するべくドコモやソフトバンクモバイルと交渉しているという噂もある。 競争が激しくなる携帯電話業界の現状について、iモードの生みの親の1人であり、長らく日本の携帯電話業界を牽引してきたNTTドコモ執行役員プロダクト&サービス本部マルチメディアサービス部長の夏野剛氏はどう感じているのか、質問をぶつけた。 ――日本の携帯電話業界に参入する海外の事業者が相次いでいる。 時期が重なっているのは、単なる偶然の一致だと思います。日本のモバイルインターネットは世界で一番進んでいる。これは世界中のどこに行っても認められています。だから日本に来るのは当然の動きだと言えるでしょう。 ――ウォルト・ディズニー・ジ