世界でたった3人しかいないとても珍しい病気と戦う、リジ―・ベラスケスさん。彼女は1日に60回食事をしないといけません。アメリカテキサス州に住む21歳のリジーさんは体重を増やすことができない病気にかかり、生き続けるためには1日5000~8000カロリーを摂取しなければならないそうです。これは15分おきに食事をして60回に相当します。 彼女は新生児早老症様症候群(Neonatal progeroid syndrome; NPS)という病気を患っています。新生児早老症様症候群というのは、出生時から見られる早老症様顔貌, 皮下脂肪組織の減少, 発達遅滞を特徴とする極希な疾患です。このため、彼女は体内に脂肪をストックすることができず、生まれてから一度も体重が30キロ代になったことがないと言います。この病気にかかる子どもは早くから成長が始まり、同時に発達遅延を招くため、彼女は右目を失明しています。 彼