本自体もすごく面白かったのですが、それ以上に、作者の人と話してみたいと、強烈に思いました。 僕にしてみたら珍しいことです。ここ最近読んだ中でも、1、2を争う面白さでした。 21世紀の国富論 原 丈人 (著) [Amazonで詳細を見る] 簡単に言うと、この本は、「鉄道」とか「電話」みたいな感じで、次の核になるような「産業」を作んないといけないよね、そのためには今、何が問題で、今後、どうしていったらいいかね、みたいなことを書いた本です。 著者の原丈人さんはシリコンバレーで実際に活躍するVC。経歴を読んでると、なんだか凄いです。 まあ経歴はともかくとして…… 書いてある内容のうち、「現状のこの点に違和感を感じる」とか「これから大雑把にこっちに行く」といった部分は、非常に共感できる点が多かったです。僕が以前から思っていたけど馬鹿だと思われるからあまり言えなかったこと、例えば「『会社は株主のもの』