死の間際、人の体と心はどう変わるのか? 現役看護師の僧侶が、平穏で幸福な死を迎える方法と、残される家族に必要な心の準備を記した光文社新書『死にゆく人の心に寄りそう』(玉置妙憂著)が刊行になりました。刊行を記念して、『死にゆく人の心に寄りそう』の一部を公開します。玉置さんが語る「医療と宗教の間のケア」とはどのようなものなのでしょうか? 関連記事: 脳解剖で検証、「死の30秒前」に起きること 現役看護師の僧侶が語る、「死の3カ月前」頃から起こる3つのこと 1. 血圧や心拍数、呼吸数、体温などが不安定になる 死までの期間が1カ月を切ると、しだいに体のバランスが崩れて、血圧や心拍数、呼吸数、体温などが不安定になります。 私たちの体は、ホメオスタシス(恒常性)を保つために非常な努力をしています。恒常性とは、体の内外の環境が変わっても一定の状態を保つことです。たとえば体温は、冷たいものを飲んでも熱いも
10代の新型コロナワクチン接種も広がる中、接種した(していない)体験を、中学3年生を中心に取材し、『「打ちたいけど親が打たせてくれない」コロナワクチン15歳7人に聞いた様々な事情』という記事でまとめた。 その取材の際に、ワクチン接種以外にも、コロナ禍のモヤモヤを子どもたちは口にした。確かに、昨年は3か月に及ぶ休校も体験し、今も幾度目かの緊急事態宣言が延長されている状況の中、息子が当時通っていた中学校でも行事は次々に中止、延期となり、高校受験にも影響が出た。彼らはこれをどのように受け止めているのだろうか。 さらにはワクチン接種を巡って対立したり、感染予防のルールを破って羽目を外す大人、迷走を続ける政府の対応をどう眺めているのだろう。取材で上がった声を中心に、コロナ禍に子どもたちが今抱える本音を探ってみた。 障害だらけ。コロナ禍中の受験 コロナ禍は来春、高校を受験する中3生たちにどんな影響を与
“標準濃度の洗剤で10分間浸漬”…花王が「布マスク」の洗い方を指南 新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの全国的な品薄が続く状況の中、洗うことで繰り返し使用できる、いわゆる「布マスク」に注目が集まっている。 日常的に使う機会の多い「使い捨て(不織布)マスク」について、マスクメーカーが「使い捨てを大前提として製造しているため、推奨できない」としていることも、その一因だろう。 (関連記事:マスクを消毒したら“再利用”できるって本当? 実際はどうなのかマスクメーカー2社に聞いた) 非常事態宣言が2月28日に出された北海道のある手芸店では、ガーゼやゴム紐といった「布マスク」の材料が品切れとなったほか、佐賀や長崎ではマスクを手作りする講座が開かれるなどの動きとなっている。 そのような中、花王の洗濯用洗剤「アタック」の公式Twitterアカウント(@kao_attackjp)が3月5日、屋外で使用した
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尊厳死法制化をめぐる議論で、尊厳死を推進しようとする人たちの中から「既に安楽死や自殺幇助を合法化した国では、なんらおぞましいことは起こっていない」という発言が出ることがある。私はそうした発言に遭遇するたびに、そこでつまづき、フリーズしたまま、その先の議論についていくことができなくなってしまう。 「おぞましいこと」は本当に起こっていないか? それとも現実に何が起こっているかを、この人は知らないのか? しかし、これだけ尊厳死法制化に積極的に関わってきたこの人が、本当に知らないということがあるだろうか? それとも現実に起こっていることを十分に承知していながら、なおかつそれらをこの人は「おぞましい」とは思わない、ということなのだろうか? ……目の前の議論から脱落し、そこに立ち尽くしたまま、私の頭はこだわり続けてしまう。 2006年の夏から、インターネットを使って介護と医療に関連する英語ニュースをチ
2012.5.16 第21回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品 『生まれ来る子ども達のために』 (制作:福島テレビ) 福島第一原発から23キロ。福島県南相馬市にある原町中央産婦人科医院の高橋亨平医師は震災直後から診察を続けてきた。目に見えない放射能の恐怖によって住民をはじめ多くの妊婦が避難する中、安全・安心のために高橋医師は被ばく管理や除染活動を自らが先頭に立って進めている。そんな高橋医師は震災から2カ月後にがんを告知された。余命宣告を受けながら放射能と闘う彼の1年を追った。 <5月30日(水)26時20分~27時15分> 「これ以外に道はあるのか…」。震災と原発事故直後から診察を続ける産婦人科医、高橋亨平医師(73)は「なぜ診察を続けるのか」と質問する取材者にそう答えた。 福島県南相馬市の原町中央産婦人科医院は福島第一原発から直線距離で23キロの位置にある。原発事故直後、政府から「
記録, 日々 5月に第1子である長男を立派に産んでくれた奥さんが、3ヶ月後の先月「立派な骨粗鬆症(以下、骨粗しょう症)」と診断された。背骨に数カ所、圧迫骨折がある。今は薬を服用しながらの自宅療養中。ちょっと言葉はきつくなるがほぼ寝たきり状態。 このエントリーは、近い将来に奥さんが回復した時に読み返して「あの時は大変だったねー」と笑いながら振り返るための記録であり、ムスコが成長した時に「お前が重かったから母ちゃんの背骨が折れたんだ」とからかうための記録であり、整形外科のドクター曰くこれから激増するであろう若年性の骨粗しょう症患者へ向けたある体験談として、だらだらと書く。 俺は専門家でもなんでもなく、骨粗しょう症と診断された奥さんの隣でドクターの話を聞き、病気について調べ、一緒に暮らしているだけの三十路のオッサンなので、文中の記述や内容の正確性は担保しかねることを予め断っておく。あくまでもこれ
明けましておめでとうございます。 コメント本当に本当にありがとうございます。 昨年11月末に盛岡に旅行に行ってきました。 盛岡城跡の高台から市内を一望して 遠くの山の向こうの被災地を思ったり わんこそばにチャレンジしたり 伝統工芸品を見たり 陸前高田出身のかたの経営する居酒屋に行ったりとっても有意義な2日間でした。 お仕事以外で岩手に行ったのは 震災以降初めてでしたが道路が隆起していたり 屋根が壊れている家屋を見つけると ついじっくり見てしまうクセがついてしまいました。 募金箱にお金を入れたり、お土産ものをたくさん買ったり 今の自分に出来る支援をしてきましたが、東北のお食事はおいしかったし、景色はきれいだし空気も澄んでいて 会う人会う人が優しかったりで やっぱり大好きな場所だなぁと思いました。 陸前高田には1月に入ってから 先日ですが日帰りで仮設住宅とボランティア団体の方対象の健康診断のお
橋本 操(日本ALS協会副会長) 2009/11/27 『中日新聞』『東京新聞』2009-11-27夕刊,「あの人に迫る」 http://www.chunichi.co.jp/ [Korean Page] Last Update:20091214 人工呼吸器を付けた車いすで、霞が関からデンマークまで-。全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病の筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症(ALS)のイメージを打ち破る行動力で、日本ALS協会副会長の橋本操さん(56)は患者や家族を励まし、政治家や官僚と渡り合ってきた。最重度の難病と言われるALSでも生きやすい社会を実現するために。(伊藤弘喜) Q 症状が現れたのはいつですか。 三十二歳のころ、最初、右手にまひを感じ腱鞘炎(けんしょうえん)と思った。次第に肩や足が動かなくなり、発声やのみ込みが困難に。七年後、呼吸障害に至ったので気管を切開し人工呼吸器を付けました
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