内容を読み取る前に、そのための準備作業から始めましょう。 まず着目してもらいたいのが、QRコードの隅などにある四角形の模様です。これはカメラで読み取ったときの角度の違いを補正するためのもの。これ自体は読む必要がありませんが、周辺に重要なフォーマット情報として「誤り訂正レベル」「コード全体に施されたマスク」が書かれています。 誤り訂正レベルというのは、コードの読み取りミスを訂正する能力のことで、4段階に設定可能。レベルが高いほど読み取りの精度が悪くても(例えばQRコードの大部分が見えなくても)正しく読み取りが行えますが、その分データ量(追加する誤り訂正符号の数)が増え、コードが大きくなります。 マスクというのは、QRコードの黒と白をバランス良く配置するための加工のことで、8種類存在します。やたらと黒(もしくは白)が多いQRコードを見掛けないのは、このマスクのおかげです。 今回使用するQRコー
 
      
   
    

