「フェイクシティ ある男のルール」鑑賞。 LA暗黒専門作家ジェイムス・エルロイ自身の脚本による、アメリカン・ノワール。 ボクはブ厚い本が読めないので、エルロイは「ホプキンス」シリーズしか読んでいない。主人公の刑事、ホプキンスは2メートルを越す巨大な体躯のクセに“ブレーン”とあだ名される程キレ者で、超がつく女好き。そして子供の頃ワッツ暴動時に負ったトラウマで大きな音が苦手。狡猾な犯人を追うのだが、シリーズを重ねるごとにホプキンスの精神状態は悪化していき、3冊目では正義のために正義を踏みにじる“正義狂人”と化していく。ボクはそんなに刑事ものを読まないのだけれど、唯一と言ってよいほど熱心にシリーズ全部(と言っても3冊だけど)を読んだ。 中庸さがまるで無い、アクセルベタ踏み、ギアはトップかバックか、いずれにせよ猛スピードで活動し続けていなければ爆発してしまうようなキャラクターに惚れた。 日本を代表
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