日本の右翼関係者が台湾に設置された慰安婦像を蹴る映像が公開され、波紋が広がっている。 10日の台湾連合報などによると、「慰安婦の真実国民運動」をはじめとする16の日本保守団体の関係者らは7日、慰安婦像が設置された台湾台南市国民党支部に集まった。 保守団体関係者らは慰安婦像を設置した国民党側に抗議し、撤去を要求した。この過程で団体の幹事であり右翼活動家の藤井実彦氏は慰安婦像に向かって足を伸ばした。 このような事実は当時現場にいた国民党所属のある市議員がフェイスブックで映像を公開して広く知られた。 藤井氏が慰安婦像設置に反対するだけでなく足で蹴ったということが伝えられると、台湾では藤井一行の出国を禁止し、日本に公式謝罪を要求すべきだという世論が形成された。 波紋が広がると、藤井氏は「長旅でうっ血した足をストレッチで伸ばしただけ」と主張したことが分かった。 一方、台南市の慰安婦像は国民党の支援を
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