いよいよ1月21日から公開されるマーティン・スコセッシ監督の『沈黙 サイレンス』。なんと、私もちらりと出演させていただいた。 情報解禁を受けた昨年末から、あちこちに『沈黙』や『Silence』という文字を見つけるたびにニンマリしている。 テーブルの雑誌表紙に『Since』の文字を見つけ「あ、Silence!」と見間違うほど。家族には「大丈夫?」と笑われている。 キリシタン弾圧の渦中の江戸時代初期の長崎。 『沈黙 サイレンス』は、ポルトガル司祭ロドリゴが、拷問に屈し棄教したとされるフェレイラ教父を探しに「キチジロー」という名の日本人漁夫とともに密入国するも、結局役人に捕らわれ、自身も「転ぶ(棄教)」ことを強いられ、信仰と沈黙したままの神という存在の疑念に板ばさみになってゆくという、日本の特性とキリスト教という神学的な主題を扱った、史実に基づいた遠藤周作の小説を映画化したものだ。 大袈裟だと思
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