もし、ひきこもり村というものを作るとしたら、それは和歌山県になるだろう。オルタナティブ、今までとは違う新しい最先端の支援団体があり、しかも何年も運営している。国・行政の支援なんてものは、遥か後方にある。 国が就労支援だと言えば、就労支援をやる。発達障害に予算が出るとなると、にわかに発達障害支援を始める。学校の規制が緩和されれば、学校を作る。といった具合に、国が民間に放り丸投げる支援事業に「飛びつく」のが、NPO団体の活動の大部分になって久しいが、そうじゃないんだと、ひさしぶりに思い出させてくれる関西巡礼ツアーでした。 NPO団体が先陣をきり、新しいことをどんどんやっていく。新しく、すぐれたことを10年くらいやっていると、行政も無視できなくなって、追いかけてくる。べてるの家なんて、その代表でしょう。 面白いなと思う団体は、全国にもある。例えば、札幌の漂流教室、島根のYCスタジオとかさ。でも和