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ブックマーク / s-scrap.com (2)

  • 第5回 大衆としてのネット右翼

    左翼が来持っていたダイナミズムが失われて久しい。いまや自壊した左翼は「大同団結」を唱え、そのための合言葉を探すだけの存在になってしまった。怠惰な団結をきれいに分離し、硬直した知性に見切りをつけ、横断的なつながりを模索すること。革命の精神を見失った左翼に代わって、別の左翼(オルタナレフト)を生み出すこと。それがヘイト、分断、格差にまみれた世界に生きる我々の急務ではないか。いま起きているあまたの政治的、思想的、社会的事象から、あたらしい左翼の可能性をさぐる連載評論。 「大衆の原像」という吉隆明の図式はいまこそ有効である。フェミニズムや歴史修正主義において、知識人がいくら言葉を尽くしても理解をえられないのは、知のあり方が異なるからである。 日では市民社会の考えが独自のかたちで受容され、「規範的理念としての「市民社会」」が成立したことは知られている[1]。吉隆明にとって丸山真男はそのような

    第5回 大衆としてのネット右翼
    zenibuta
    zenibuta 2019/11/27
  • 第1回 精神病院の病棟から

    うつ病、自殺未遂、貧困生活保護、周囲からの偏見のまなざし……。幾重にも重なる絶望的な状況を生き延びた体験をまとめた『この地獄を生きるのだ』で注目される小林エリコさん。彼女のサバイバルの過程を支えたものはなんだったのか? 命綱となった言葉、ひととの出会い、日々の気づきやまなびを振り返る体験的エッセイ。精神を病んだのは、貧困生活になったのは、みんなわたしの責任なの?──おなじ困難にいま直面している無数のひとたちに送りたい、「あなたはなにも悪くない」「自分で自分を責めないで」というメッセージ。 21歳の夏、私は自殺を図った。ブラック会社での過剰な仕事量と低賃金が原因だった。400錠近い薬を飲んだのち、友人に発見されて、病院に救急搬送された。身体中管だらけになり、全身に回った薬まみれの血液をキレイにするため、人工透析を繰り返した。 実家から両親が心配して駆けつけた。意識を取り戻してうっすらと目を

    第1回 精神病院の病棟から
    zenibuta
    zenibuta 2018/05/09
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