eireneさんのid:eirene:20070309:p1 http://blog.yomone.jp/kayano/2007/03/post_98c7.html 様々なところで話題になっている、赤木智弘氏の「『丸山真男』をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。」を読んだ。興味深い内容だと思った。 ある人が指摘するには、このエッセイは、「悪意の表明」という目的のために「戦争」という言葉を用いたのであり、あくまで中心となるのは「悪意」であるという。 私はその見方に反対はしない。では、このエッセイは「社会的・経済的に抑圧された若者の悪意の表明」でありそれ以上のものではないのか、というと、私はある一点のために「違う」と考える。この一点とはもしかすると、赤木氏自身もあまり考えていなかったことなのかもしれない。だが、このエッセイは結果的に私たちが無意識に前提としているある考えを覆してしま