「日本の富の6割は60歳以上が持っている」 「団塊の世代が高級もらって居座ってるから若者が正社員になれない」 「日本の格差とは、世代間格差である」 このへんの知識はネットでは常識だと思うのだが、家でちょうど格差社会の話題が出たとき、団塊の世代である親に実際に聞いてみた。 すると、 「私たちは戦後の焼け野原から苦労して日本を復興させてきたんだ。今になって裕福な生活が出来るのは当然」 「あの頃は、今みたいな便利な家電もなかった」 「お父さんは会社のために自分の好きなことを犠牲にして働き続けた」 「あんたらは今まで楽してきたんだから、少しぐらい苦労しなさい」 という反応だった。 俺は親の若い頃を実際に見た訳じゃないから、とっさに反論することができなかったんだが、果たしてそうなんだろうか。 もちろん、団塊の世代の功績は大きいのは認める。 だけど、高度経済成長期の企業戦士と、毎週デスマーチの現代のI
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