東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会の会長を務める森元総理大臣は、民放の番組収録で、大会のメインスタジアムとなる新しい国立競技場について、「見直したほうがいい。もともと私はあのデザインは嫌だった」と述べ、計画の見直しに理解を示しました。 これに関連して、森氏は、民放の番組収録で、「2019年のラグビーワールドカップのために建設を急がなければいけないとおもしろおかしく言われるが、嫌ならやらなくていい。競技場がなければ開催できないので、間に合わなければ、ほかの競技場でやるしかない。ラグビーがターゲットにされるのは不愉快だ」と述べました。そのうえで森氏は、新しい国立競技場の建設について「計画は見直したほうがいい。もともと私はあのデザインは嫌だった」と述べ、計画の見直しに理解を示しました。 森氏は、17日、安倍総理大臣と、総理大臣官邸で会談し、みずからの考えを伝えるものとみられます。