(CNN) 1969年に人類初の月面着陸を成し遂げた米宇宙船アポロ11号のニール・アームストロング船長を描いた伝記映画「ファースト・マン」について、月面に星条旗を立てる場面が含まれていないことに対する批判の声が上がっている。「米国の達成した偉業である点が見過ごされている」といった意見を受け、映画の監督はアームストロング船長の個人的なエピソードに焦点を当てた結果と説明した。 「ファースト・マン」のデイミアン・チャゼル監督は2日付けの米紙ロサンゼルス・タイムズのインタビューで、星条旗の場面を描かなかったことが物議を醸している現状に「驚いている」と発言。そのうえで、劇中では星条旗のエピソード以外にも多くの歴史的事実が省略されていると指摘した。 「ストーリーの性質上、細かいエピソードをすべて盛り込むことはできなかった」ため、月面のアームストロング船長に関しては個人的な、あまり知られていない出来事に
![アポロ船長の伝記映画、「月面の星条旗」めぐり物議](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/21c6993fac1a4c186d2aedb34624a89d083f568c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.cnn.co.jp%2Fstorage%2F2018%2F09%2F04%2Ff7be3347f73551d2f0457d710e915640%2Farmstrong-lunar-module-story-tablet.jpg)