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ブックマーク / blog.tinect.jp (26)

  • 人にアドバイスをするのは本気で難しいので、素人が手を出す話ではない

    日常には、アドバイスを求められるシーンがあります。 例えば、こんな具合です。 「転職したほうがいいかなあ」 「どうしたら結婚できるかな」 「上司と合わないんだけど、どうすればいい?」 優しい人ならば、きっと「力になりたい」と思い、その人のために一生懸命、アドバイスを考えることでしょう。 しかし、よほど訓練を受けた人でなければ、アドバイスは辞めたほうがいいのです。 場合によっては、お互いに不快な思いをしてしまうかもしれません。 * 私はコンサルティング会社で長いこと働いてきました。 多くの方は、コンサルタントは、アドバイスを生業としているイメージがあると思います。 が、コンサルティング会社ですら、その内部で新人を教育するときには 「とにかく、お客さんに対してアドバイスをするな」 と教わりました。 いったいなぜ、「アドバイスをするな」と教えるのでしょう。 端的に言えば、「アドバイスは難しい」か

    人にアドバイスをするのは本気で難しいので、素人が手を出す話ではない
    zyac333
    zyac333 2024/10/01
    引用"本気かどうかを確かめたいのであれば、その時は、こう聞いてください。 「わかりました。私は何をお手伝いすればいいですか? 何かできることはありますか?」と。 要は、「手伝い」を申し出る。"
  • 「生成AIを使いこんでいる人」だけが知っていること

    最近は生成AIも一通り新発表ラッシュが終わり、ChatGPTが登場した直後の「熱狂」は一通り収まってきたように感じる。 おそらく現在は 「ちょっと触ってみて、すごいと思ったけど、あまり実用性を感じられなくて、今はたまに使うくらい」 という人が多いのではないかと思う。 いわゆる「失望の谷」に入った状態だ。 なぜ生成AIは「失望の谷」に入ったのか。 その原因は明らかで、生成AIを使って、自分が狙っているクオリティの成果品を出すのが難しいし、プロンプトを考えるのが面倒からだ。 例えば、こんな状況を想像してほしい。 朝出勤してきて、最初に 「昨日一緒に飲みに行った、お客さんの部長さんに「お礼」のメールを書きたい」 とする。 多くの方が想像する通り、お礼のメールは結構書くのが面倒だ。 そこで、「生成AIを使ってみよう」と、次のようなプロンプトをChatGPTに打ち込むとどうなるか。 昨日一緒に飲みに

    「生成AIを使いこんでいる人」だけが知っていること
    zyac333
    zyac333 2024/09/03
  • ほとんどの人は建設的な議論ができない

    議論とは何か。 日国語大辞典によれば、「互いに、自己の意見を述べ、論じ合うこと。意見を戦わせること。」 と定義されている。 ビジネスにおいては、もう少し拡張してもいいかもしれない。 意見を戦わせる目的は2つある。 一つは 「意見を戦わせることで、どの意見が優れているか(正しいか)、判定すること」 そしてもう一つは 「意見を戦わせることで、よりよい意見を生み出すこと」 この2つを目的とした議論を、「建設的な議論」と呼ぶことにする。 ほとんどの人は建設的な議論ができない しかし。 私は様々な会社で議論を見聞きしてきたが、「建設的な議論」ができる人はそれほど多くない。 組織内における議論のほとんどは、「自分の地位を上げること」と、「相手を貶めること」に使われてしまうからだ。 議論の目的が「意見」を出したり、質を高めることではなく、人の評判を操作するだけに使われる状況。 これが「不毛な議論」だ。

    ほとんどの人は建設的な議論ができない
    zyac333
    zyac333 2024/08/09
  • 「言い方がキツイ人」は、いったい何を考えているのか。

    「悪い人ではないんだろうけど、言葉選びが下手だなぁ」 わたしはAさんに対して、ときおりこう思っていた。 Aさんの考え方自体がおかしいわけではないのだが、なんだか癪に障る言い方が多いのだ。 なぜこの人はこんなにも言葉選びが下手なんだろうと不思議だったが、最近その理由がわかった。 彼は言葉選びが下手なんじゃない。単純に、「自分の言い分は正しいのだから、それを理解できない相手が悪い」と考えていたのだ。 かつてのわたしのように。 「言葉を選んで伝える」という発想がないAさん あるとき、数人で出身地の話をしていたときのこと。 Bさんが、Aさんの出身地を勘違いをしていた。 「Aさんって、沖縄出身だったよね?」 「いや、ちがうけど」 「あれ、沖縄って言ってたと思ったんだけどな」 「いやいや、沖縄出身なんて一切言ってないし」 「あー、ごめん。言ってたと思ったんだけど、だれかと勘違いしたのかも」 「思い込み

    「言い方がキツイ人」は、いったい何を考えているのか。
    zyac333
    zyac333 2024/06/18
    "言葉選びが下手なんじゃないんだ。「相手がどう受け取るかは自分には関係ない」と思ってるから、言葉を選んで伝えるっていう発想がそもそもないのだ。 正しいことを言った自分がなんで悪者になるのか、理解できない"
  • 「タスクを切る能力」の本質について。

    もうかなり前の話だ。 ある会社で、「会社案内・パンフレットのリニューアルをする」と言うプロジェクトが持ち上がった。 社長は一人の人物をプロジェクトマネジャーとして任命し、予算を付け、 「後はよろしく」 と、仕事をまかせた。 ところが半年後、ようやく社長は気づいた。 全くプロジェクトが進んでいないことに。 「どうなっているのか」とプロジェクトマネジャーを問い詰めたところ、彼は外注に丸投げしたまま、何もしていなかった。 外注側も、仕様が固まらず、プロジェクトは完全にスタックしていた。 社長は彼に話を聞いたが、彼は「外注から返事が無くて」の一点張り。そこで、社長は彼に要求した。「資料を出せ」と。 ところが彼は「出せない」という。 何か隠しているのではないか、おかしいのでは、ということで、皆でメールのやり取りや資料などを調べると、実質、彼が事実上、「外注に依頼をし、あとは当に何もしていない」こと

    「タスクを切る能力」の本質について。
    zyac333
    zyac333 2024/05/01
  • 子供を塾に通わせる前にやっておくべき「勉強のインフラ整備」の話

    この記事で書きたいことは、大筋以下のような内容です。 ・「勉強出来ない教育ママはとにかく塾に通わせたがる」的な話を読みました ・塾で全てが解決するわけではないのはまあその通りなのですが、マウントと煽り主体で「じゃあどうすればいいねん」という話を置いていき過ぎだなとも感じました ・塾が有効に動作しない時、その原因になるのは多くの場合「タスク管理不足」です ・人類はマルチタスクが苦手でして、その為タスク管理やタスク整理の練習を積まないといけません ・子どもに「勉強する気を起こさせる」ことは大抵の場合極めて困難ですが、勉強をするインフラを整え、タスク管理技術習得を手伝ってあげることは出来ます ・どうすればいいの?→大きく三つあります。「広い机を用意して」「タスク可視化とタスク整理用のインフラを作って」「当初はなるべく子どもと一緒にタスク整理をしてあげましょう」 ・ただ、その上で「三歩進んで二歩

    子供を塾に通わせる前にやっておくべき「勉強のインフラ整備」の話
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    zyac333 2024/02/07
  • 「仕事の評価」と「人間としての価値」は別。

    過去にわたしが在籍していたコンサルティング会社では、マネジャーになると、部下の「評価」の仕事が与えられた。 成果と働きぶりを見て、その人の翌年の仕事、そしてそれに基づく給与や役職を決める仕事だ。 が、「評価」は、控えめに言っても、とても嫌な仕事だった。 というのも、「高い評価」の人が存在すれば、必ず「低い評価」の人が存在する。 その「低い評価」の人に、低評価を告げるのが、とにかく大変だったからだ。 * 我々の部署では、評価に誤差を生じにくいように、できるだけ「客観的な数値」をもとにした評価をしていた。 例えば ・コンサルティングを担当した社数と金額 ・クロスセルの件数 ・クライアントから回収したアンケートの回収率/評価 ・社内提案施策の採用された件数 ・社内で行われる知識確認テストの成績 ・勉強会で獲得した評価 といった項目だ。 こうした「数値」をもとに、総合的な評価点が計算され、昇給など

    「仕事の評価」と「人間としての価値」は別。
    zyac333
    zyac333 2023/10/05
    どういうことですかと聞くと彼は言った 「仕事で低評価をもらうと、お前の存在価値はない、と言われたように感じる人が多いんですよ。本当はこの1年間、たいして成果を出せなかった、と言われているだけなんですが」
  • チームに無能がいた場合、そのメンバーを見捨てるのが最善か

    日の議題はこちらです。 「チームに無能がいた場合、そのメンバーを見捨てるのが最善か」 実は以前もこのテーマで書こうとしたのだが、うまくまとまらずにボツにしていた。 しかし先日、当サイトで『「どうにも成長しないし、意欲も低い部下」をどうすべきか?』という記事が公開されたので、この記事と合わせてふたたび書いていきたいと思う。 記事を要約すると、 ・管理職にとっての悩みは、向上心がなく、能力が低く、素直でない部下の扱い ・管理職には育成の義務があるとはいえ、大事なのはチームの目標達成 ・教育の費用対効果が合わない人の育成優先度は落としてもいい ・問題児はそもそもその仕事に向いていないケースが多いので、当てにしない、成長に期待しない、その人に時間を使わないのが最適解 ・採用失敗の責任は人事と経営者がとるべきなので、あとはその人たちに任せればいい ということだ。 記事の最後は、こう締められている。

    チームに無能がいた場合、そのメンバーを見捨てるのが最善か
    zyac333
    zyac333 2023/05/23
  • 新人のときに「最初の仕事を頑張りなさい」と言われた。時が経ってその意味がわかった。

    2001年の春。 就職氷河期にかろうじて会社に滑り込んだ私は、勝どきのオフィスで、同期たちと新人研修を受けていた。 研修の内容はシンプルで、ディスカッション、プレゼンテーション、チームワークといったスキル的なもの。 あるいは、メールの出し方や勤怠管理システム、人事評価システムの使い方などのルーティンワークまで、多岐にわたっていた。 その新人研修で、一つ残っている思い出がある。 私は何気なく、研修の講師に「新人のときに頑張っておいたほうが良いことってありますか?」と聞いた。 ごく普通の質問だ。 研修の講師はちょっと考えて、こう言った。 「最初の仕事をとにかくがんばりなさい」。 その時は「なんの変哲もない、普通の答えだな」と思った。 新人だろうが給料をもらっている以上、ベストを尽くせ、そういう意味だと思ったのだ。 だが、働くうちに、徐々にわかってきた。 「とにかく最初の仕事を頑張る」のは、私が

    新人のときに「最初の仕事を頑張りなさい」と言われた。時が経ってその意味がわかった。
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    zyac333 2022/12/16
  • 今の日本は若者にとって、ガチで怖いだけの場所。

    「そういえばコロナで婚姻数ってどうなったんだろう」と思い検索してみたところ、予想通りというか凄い事になっていた。 (出典:婚姻数急減「人と会えなかった2年」の深刻な影響) 「リモートワークは出社しなくていいからラクチンだし、不快な人間関係も無くなるから幸せ」 「これが一生続けばいいのに」 自分はもう中年近いという事もあってか、どちらかといえばそのような意見を聞くことが多い。 コロナは持たざるものにあまりにも厳しい けど、人間関係がまだ発達途上にある人間からすれば、正直これはたまらないだろう。 生きることは苦であると説いたのはブッダである。 私達は誰もが自分自身の欲望を持っており、その欲望はしばしば他人と対立する。 対立した欲望は軋轢を産み、そこにザラザラとしたものをもたらす。ここに暴力性が皆無だという人はいまい。 しかし、同時にこの暴力の中にしか無いものがあるのも事実である。 私達は誰かと

    今の日本は若者にとって、ガチで怖いだけの場所。
    zyac333
    zyac333 2022/09/18
    要約メモ。慣れない戦に挑んで、惨敗報告というこの世で最もツライ行為をやった時に「偉い」という評価では無く、惨敗したからにはその人に悪い所がある※として叩かれる修羅の国。(※公正世界仮説の認知バイアス)
  • 「要領が悪い人」は、いったい何が問題なのか。

    「要領が悪い人」がいる。仕事が遅く、その質が低い人のことだ。 例えばこんな塩梅だ。 「パワーポイントの資料、お願いしたやつ、終わってる?」 「あ、はい今やってます。」 「今やってる?頼んだのおとといの朝だよ? もう締め切り時間だよ。」 「13ページ目に埋める資料を担当からもらおうとしたら、きのう一日不在だったので、今朝もらったんです。」 「いや、それはいいんだけど、13ページはともかく、他のページは先にやれるでしょ。なんでいまさら慌ててんの。」 「そうなのですが……甘く見てました。」 「……で、あとどのくらい残ってるの?」 「あと5ページくらいです。」 「……ちょっとまって、10ページの図、おかしいよ。これ古いやつじゃん。こっちのデータもおかしいし。」 「あ、あああ間違ってました……」 「ほかも大丈夫? ……やばいな、ちょっとこっちで巻き取るわ。もういいよ。」 「すいません……」 * 彼ら

    「要領が悪い人」は、いったい何が問題なのか。
    zyac333
    zyac333 2022/08/27
    引用(彼らは「優先度がつけられない」ではない「何を優先すべきかを間違う」 「タスクを忘れている」でもない「まちがったタスクに没頭している」 「メモができない」でもない「大事なことがメモできていない」)
  • 「人の話をちゃんと聞けない人」の問題は、意識とかテクニックだけでは解決できないかもしれない。

    つい最近、「人の話をちゃんと聞けない人」を「聞ける人」に変えるのは可能なのか、という話でディスカッションになった。 というのも、ある経営者が「お客さんの話を全く聞けないメンバーがいる」と愚痴をこぼしたからだ。 すると、周りの人々も、呼応するように、「いるいる」という。 その経営者の話を聞くと、おおむね次のような状況だった。 その人は、良く言われるテクニック的な「傾聴する姿勢を見せる」のは得意だという。 「聞き上手」のように、メモを取ったり、頷いたり、相槌を打ったりする。 人の話を遮ったりもしない。 しかし、同僚やクライアントからしばしば、次のようにクレームがあるという。 「あの人、全然話を聞いてないんだよね。」と。 具体的にはどのような事象でしょう?と聞くと、 「例えば、同僚から意見を求められても、「それでいいと思います」としか言えない。あるいは、クライアントが「この構成に対して指摘はあり

    「人の話をちゃんと聞けない人」の問題は、意識とかテクニックだけでは解決できないかもしれない。
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    zyac333 2022/06/08
    引用「おそらく、彼らは「自分の認識できたこと」だけ切り取って、話を聞いている、と。」
  • 「便利になる」だけでは人は動かないし、「当事者意識をもってくれる人」はめちゃ貴重だという話

    この記事で書きたいことは、大筋下記のようなことです。 ・「これは問題だ」「だから改善したい」と、自分ごととして真剣に考えてくれる人というのは極めて希少です ・ただ「便利になる」というだけでは誰も動かないし、どんなにいいものを作っても使ってもらえません ・当事者意識を「持ってもらう」ということは基的に出来ません ・当事者意識を持っている人を別に探し出すことで、なんとか状況を打開出来る場合もあります ・だから、「この人は当事者意識を持ってくれている/くれていない」を嗅ぎ分ける能力はとても重要です よろしくお願いします。 さて、書きたいことは最初に全部書いてしまったので、後はざっくばらんにいきましょう。 以前にも書いたことがありますが、私はかつて、システム開発の会社に勤めていました。 社員数は4桁に届かないくらいで、SI案件とSES案件が大体半々くらい、自社業務と客先常駐も大体半々くらいという

    「便利になる」だけでは人は動かないし、「当事者意識をもってくれる人」はめちゃ貴重だという話
    zyac333
    zyac333 2022/05/27
  • 人は「楽と感じる方法」しか選ばないことを前提に、仕組みを作らなければならない。

    少し以前のことだが、あるベンチャー企業のドキュメンタリーをみていた時のことだ。 その会社では、社運を賭け画期的な生活家電の製造・販売に乗り出し、デパートの催事場で展示即売会を仕掛けるという。 出陣式のようなものまで開き、やる気みなぎるように見えるシーンには熱気を感じる。 しかしいざフタを開けてみれば、販売目標50台に対して売れたのはたったの10台。 営業部長以下、社員全員が意気消沈してしまい、社に戻るとさっそく反省会を始めることにした。 そしてその際、社員たちから出てきた反省の言葉は要旨、以下のようなものだった。 「お客様から質問をして頂いても、ほとんど答えることができなかった」 「新機能をどのように使うのかなど、生活に即したアドバイスができなかった」 表現はそれぞれだが、社員たちの言葉は製品を理解していないために売れなかった、という趣旨のものだった。 それらの言葉を受け、営業部長は居合わ

    人は「楽と感じる方法」しか選ばないことを前提に、仕組みを作らなければならない。
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    zyac333 2022/02/23
  • なぜ「できない人」ほど、人に聞けないのか。 | Books&Apps

    できない人が質問をしに来ない、という傾向は、それなりにどこの会社でも見られるようである。 例えば新人が聞きに来ない、若手が聞きに来ない、あるいは「不出来なベテラン」だと、誰にも相談できなくて行き詰まる、なんて話もある。 つい先日も、あるテクノロジー系の企業で「聞きに来ないメンバー」をなんとかしたいが、どうすればよいか、という話があった。 聞くと、力量の低いメンバーの一人が、報告が苦手で、かつ聞きに来ないので、こちらがかなり監視をしているが、手間がかかってしょうがない、という。 仕事の進捗を入れたり、週報を書いたりするような社内システムもあるのだが 力量の低い人ほど入力率も低く、入力した報告の内容も拙いという。 結局、上司が直接、成果品を逐一覗いてチェックをしているそうだが、それも限界がある。 こまったこまった、という話だ。 * こういった事象について 「できない人」は、「何がわからないのか

    なぜ「できない人」ほど、人に聞けないのか。 | Books&Apps
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    zyac333 2021/05/13
  • 「高アウトプット能力の保持者」は、普通の人と何が違うのか。

    随分と久しぶりに、完全書き下ろしのを書きました。 タイトルは、「人生がうまくいかないと感じる人のための超アウトプット入門 」。 アウトプットすることの意義、そしてその能力の源泉についての話を、読みやすいよう、物語形式にてまとめています。 どうか買ってやっていただけると、とてもありがたく、温かい投げ銭をよろしくお願いします。 アウトプットは「他者からの評価」の部分にキモがある。 さて、このにちなんだ話題です。 先行き不安な世相を反映してか、世の中には「アウトプットの手法」に関するノウハウが氾濫しています。 ちょっと書店を見渡すだけで、 「アウトプット術で仕事がうまくいく」 「アウトプット力で成功」 「アウトプットスキルで差をつける」 などの、が驚くほど多数、陳列されているのです。 そして、中身を見ると、書き方、話しかた、表情の作り方、報告の仕方など、「やるべきことと、その方法」が羅列し

    「高アウトプット能力の保持者」は、普通の人と何が違うのか。
    zyac333
    zyac333 2021/03/12
    意識しておかないとつい楽な方にいってしまう。 「1.アウトプットのキモは「創作」部分ではなく「他者からの評価」の部分にある 2.アウトプット能力の獲得は、「評価を改善するための活動」によって成される」
  • 「やる気」が、カンタンに操作可能だと知った瞬間、人生はイージーモード。

    「やる気」が湧かない 学生のとき、何もかも面倒になるときが、しばしばあった。 勉強を始めれば眠たくなる。 外にいきたいのに、腰が重く、結局家で過ごしてしまう。 新しいことを始めようと決意したのに、手つかずのまま。 そんなことが続くと、すべてが後手にまわってしまい、当に大したことができなかった。 そして、その原因を「やる気」が湧かないせいだ、と思っていた。 「やる気」さえあれば、外に出て見分を広げることもできただろう。 交友関係をもっと広げることもできただろう。 あるいは、ビジネスや研究活動に打ち込むこともできたかもしれない。 だが現実的には、日々を漫然とルーティンワークの中で過ごし、大して面白くもないゲームに興じた。 そして、就職しても、根は変わらなかった。 だが、学校と違うことが一つだけあった。 偶然にも採用してもらえた会社は非常に激務で、常に忙しい環境だったのだ。 毎日、こなしきれ

    「やる気」が、カンタンに操作可能だと知った瞬間、人生はイージーモード。
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    zyac333 2021/03/02
    習慣化に繋がる話。 ちなみにまずやってみる場合、超簡単なものにすると良い。腕立て20回3セットやる、じゃなくて腕立て2回やる、とか。2回やり始めたらそのまま続けてしまう。
  • ネットフリックスのような「ルールのない企業」は、どうやって社員の愚行を防いでいるのか。

    45歳のプログラマーが、警察庁、NTT、SMBCの一部システムのコードを流出させたというニュースを見た。 三井住友銀行などのソースコードが流出 “年収診断”したさにGitHubに公開か【追記あり】(ITmedia) 三井住友銀行(SMBC)は1月29日、同行のシステムに関連するソースコードが外部のWebサイト上に無断で公開されていたと明らかにした。 情報漏洩の事件自体は既に珍しくないが、気になったのが、流出させたとみられる人の反応だ。 「商用利用してないので、何も言われないと思う」という呑気なツイートをしている。 出典:45歳プログラマーさん、警察庁とNTTとSMBCのソースコードを世界に無償公開してしまう ツイートを見るに、年収を査定してくれるというサービスを利用するために、ソースコードをアップしたという。 だが、「普通に」考えたら、お客さんに納品したコードを「人が使い方もままならな

    ネットフリックスのような「ルールのない企業」は、どうやって社員の愚行を防いでいるのか。
    zyac333
    zyac333 2021/02/02
    メモ「ルールの強化」「システムの導入」といった統制手段だけで「愚行」を止めようとするのではなく、彼らに対する興味・関心を強化することで彼らと相互の信頼関係を築くこと。それが「ルールを減らすこと」の本質
  • 採用面接で腹が立って「志望動機なんかありません」と答えたときの話。

    もう10年以上も前のことだが、新入社員の採用面接でお会いした、忘れられない一人の女子学生がいる。 彼女はノックもせずいきなり部屋に入ると、何も言わず席に座り、下を向いてそのまま固まってしまった。 最終の役員面接となると、やはり緊張で上手く話せなくなってしまう学生もいるので、その事自体は珍しいことではない。 しかし彼女は余りにも極端だった。 「こんにちは。今日は面接に来てくださってありがとうございます。よろしくお願いします。」 「・・・」 「緊張する必要なんか、全くありません。少しお話をお聞きすることはできそうですか?」 「・・・」 わずかに見える鼻の頭や耳まで真っ赤になってしまっていて、今にも泣き出しそうだ。 顔を上げられず、小さく固まってしまった肩が震えている。 もはや面接どこではない空気感だ。 とはいえ彼女もここまで試験を進み、しかも履歴書からもとても優秀な学生であることは十分わかる。

    採用面接で腹が立って「志望動機なんかありません」と答えたときの話。
    zyac333
    zyac333 2020/12/01
    採用する側・される側の心構え・気持ちなどわかりやすく書いてある。そして、読み物としてわかりやすく面白い。
  • ホワイトなブラック企業で働く、「意識の低い会社員」の話。

    とある零細企業の歴史 おれが勤めているのは零細企業だ。具体的に言えば、社員数10人以下の会社だ。 全員が正社員だ。人手は足りていない。派遣労働者やアルバイトを雇う余裕すら無い。もちろん、新卒であれ、中途であれ、新しい社員を入れる余裕もない。 たまに就活生などから問い合わせの電話もあるが、受け入れる余裕はない。この分野の人にはおもしろそうな仕事をしていると見えるようではある。 かつてはもう少し人がいた。バブルのころだ。積極的に人を採用していたらしい。 ところが、バブル崩壊。銀行の貸し剥がしで、会社に金がなくなった。去る人は去ったし、雇いつづけることがむずかしく、解雇された人もいた。今は、最低限回せる人数だ。 というわけで、おれの勤める会社は存続ギリギリでやっている。おれはそんな会社になぜか転がり込んだ。 現状では、代表や社員の高齢化によって、もう数年でなくなってしまうのは確定している。 営業

    ホワイトなブラック企業で働く、「意識の低い会社員」の話。
    zyac333
    zyac333 2020/10/28