■本日の言葉「timid」(臆病な)■ 英語メディアが日本をどう伝えているかご紹介するこの水曜コラム、今週は裁判員制度の開始についてです。陪審制度を当然のものと思っている(だろう)英国人の記事からは、「これでやっとあるべき形になった」と納得している様子さえうかがえますし、中には「これでやっと、日本の臆病な市民たちが自分の意見をもつようになる」という耳の痛い論調も。(goo ニュース 加藤祐子) ○12人の怒れる男ならぬ「6人+3人」の優しい日本人 陪審制度の教科書とも言える米映画「12人の怒れる男」があまりに大好きな三谷幸喜さんが書いた「12人の優しい日本人」を初めて観たとき、「本当にこんな時代が日本に来るのかな、来てほしいな」と強く思いました。「まっとうな市民社会、民主国家というのはこういうもの」という刷り込みを子どものころにされたからかもしれません。なので、12人ならぬ6人の裁判員と3