(CNN) オランダのアムステルダム市内に家族とともに潜伏していたユダヤ人少女アンネ・フランクさんの日記を発見、保管していたミープ・ヒースさんが死去したことが、11日分かった。100歳だった。 ヒースさんはオランダがナチスドイツの占領下にあった第二次世界大戦当時、アンネさんら一家の潜伏生活を支援。ヒースさんはアンネさんの父親オットー・フランク氏の会社で秘書を務めていた。一家は支援を受けながら会社の建物の一角にあった部屋に、1942年7月から44年8月まで隠れ住んだ。 ヒースさんは一家が拘束された後、アンネさんの日記を読まないまま机の引き出しに保管。オットー氏が終戦後、潜伏生活者の中でただ1人生還した際、ヒースさんは同氏に日記を手渡した。この日記は47年に出版された。