東日本大震災の影響で大量の放射性物質の放出が懸念され、18日に放水作業が行われた東京電力福島第1原発。その様子を30キロ以上離れた位置から撮影したのは、NHKが誇る1台3000万円の高性能カメラだ。同局と昭和機械製作所、開発・研究支援技術サービス会社「テクニカ」が共同開発し、世界に3台しかないという極超望遠ズーム光学系超高感度ビデオカメラシステムで、鮮明な映像を全国へ届けた。 【続きを読む】
昨今のゲーム開発の中枢を担うのがいわゆるゲームエンジンと呼ばれるもので、日本ではFF13で使われたスクウェア・エニックスのCrystal Tools、「デッドライジング」「ロストプラネット」「デビルメイクライ4」「バイオハザード5」で使われたカプコンのMT Frameworkが有名です。 一方海外ではこういったゲームエンジンを他社へ供給する企業が存在しており、中でも「CryEngine3」はリアルタイムにハイクオリティで美麗なグラフィックをWindows・Xbox360・PS3の3つのプラットフォームで動作させるというとんでもないものとなっており、「これであのゲームを作ったらすごいことになりそうだ」と妄想が膨らむような内容となっています。 実際にどれだけハイクオリティで、技術力がすさまじいのかがわかるムービーは以下から。 CryEngine 3 Video Game, GDC 11: Ex
はやぶさ 容器に微粒子を確認 7月5日 6時2分 地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルに、小さな微粒子が入っていることが顕微鏡による観察で確認されました。宇宙航空研究開発機構は、打ち上げ前の段階でカプセルに地球上の微粒子が混入した可能性が高いとみており、微粒子が小惑星「イトカワ」の物質かどうか、詳しい分析を進めることにしています。 はやぶさのカプセルは、相模原市の専用の施設に持ち込まれ、小惑星「イトカワ」の物質が入っていないか確認する作業が進められています。これまでの調査で、カプセルの内部には、ごく微量のガスが入っていたことがわかっていて、さらに、容器の中を顕微鏡で観察したところ、直径1ミリメートル以下の小さな微粒子が容器の壁に付着していることが新たに確認されました。宇宙航空研究開発機構によりますと、探査機を打ち上げる前のカプセルの保管状況などから、カプセルの中には数百から1万
前の記事 Google独自の携帯『Nexus One』が実地試験中 燃料は3分の1、飛行船と飛行機のハイブリッド機 2009年12月15日 Keith Barry Photos: Dynalifter 大きな輸送量、高い効率性、そして低いコストを兼ね備えた航空機が、オハイオ州トレド郊外の格納庫の中で現実のものになりつつある。2010年にも飛行するかも知れない。 半ば飛行船で半ば飛行機というこの『Dynalifter』は、建造されなかったハワード・ヒューズのコンセプト『Megalifter』を、精神面でも技術面でも継承している。軽くて積載量が多い飛行船の長所と、安定性と操縦性で優れる飛行機の利点を併せもった航空機だ。 従来の飛行船がもっぱら浮力頼みなのに対し、Dynalifterの場合はヘリウムによる浮力は30〜80%と状況次第で、残りは内燃エンジンでまかなう。ヘリウムガスの浮力を使いつつ、
国際宇宙ステーション(ISS)へ食料や衣服などの必需品を運ぶ日本の物資輸送機「HTV」が11日、初飛行を開始した。 HTVは、これまで米スペースシャトルでしか運搬できなかった機器を積める、唯一のシャトル代替手段。シャトルの退役が迫る中、ISSの維持に不可欠な輸送機として、日本の責任と存在感を増す役割も担っている。 HTVを打ち上げるために開発された史上最大の国産ロケット「H2B」も、今回が初登場。宇宙航空研究開発機構は「試験機」と位置づけていたが、打ち上げは何のトラブルもなく成功した。種子島宇宙センター(鹿児島県)で見守った米航空宇宙局(NASA)の幹部ビル・ガーステンマイヤー氏は「HTVは、ISSへの輸送で中核的な役割を担う。(今回の成功は)ISSの新時代の幕開けと言える」と絶賛した。 米政府は現在、ISSを2020年まで延命する案を検討している。長期間の運用中には、様々な機器の交換が必
■ やはり退化していた日本のWeb開発者「ニコニコ動画×iPhone OS」の場合 一年前、「退化してゆく日本のWeb開発者」という題で、ケータイWebの技術面での蛸壺化について次のように書いた。 iPhoneに契約者固有ID送信機能が搭載される日 (略)こうして退化してゆくケータイWebが、日本のスタンダードとなってしまい、いつの日か、PC向けの普通のインターネットまで、単一IDの全サイト送信が必須になってしまうのではないかと危惧した。 (略)iPod touchでNAVITIMEを動かしてみたところ、下の図のようになった。 (略)契約者固有IDがないとどうやって会員登録システムを作ったらいいのかわからないんじゃないのか……というのはさすがに穿ち過ぎだと思いたい。NAVITIMEからソフトバンクモバイルに対して、契約者固有ID送信用プロキシサーバの用意を要請している……なんてことがなけれ
早稲田大学理工学術院の高西淳夫教授らとロボット開発ベンチャーのテムザック(北九州市)は21日、喜びや悲しみなどの感情を全身で表現できるヒト型ロボットを公開した。これまでのヒト型ロボットでは感情の表現ができず、ロボット特有の冷たさを与えるという指摘があった。さらに改良して将来は介護施設などで入所者の心を和ませるロボットとしての利用を目指す。 ロボットの名前は「KOBIAN」。顔にはいくつもモーターを組み込み、まぶたやくちびるを開閉したりまゆ毛を動かしたりできるようにした。両手はゼリー状の柔らかい素材を使って作製、人の手に似せた。 喜怒哀楽や困惑など7種類の感情を表現するために、全身の動かし方をあらかじめプログラムとして記憶させてある。例えば「喜び」を表現するように指示すると、両手を高く挙げて目や口を大きく開ける。「悲しみ」は片手を目頭にあててうつむく。 日経NET http://www.ni
私は1人で声に出してしまった。 「ひどい! 最悪の設計だ」 軍艦や商船のマニア向け雑誌「世界の艦船」の表紙を見た時のこと。米海軍の最新鋭の3000トンの沿海域戦闘艦が全力で航走している写真が載っている。ひどいのはこの最新鋭の軍艦の作っている波だ。 船の波は主に一番先端の船首と一番後ろの船尾から出る。この船の作る波がひどいのだ。船首からの波も悪いのだが、船尾からの波は許しがたいくらいだ。船は波を作るが、その波を発生させるために馬力が要る。波を発生させなくするよう船の形を最適にしていく技術は「船型学」と言う。 優秀な人材が集まらない分野の技術が劣化 「船型学」の研究の大本山のようなのが私たちの研究室だ。その研究で、私の3代前の教授は文化勲章をもらい、2代前の教授は文化功労者になった。私も29歳の時にこの研究室のメンバーになって以来、船の波と船の形の関係の研究を続けてきた。 船型学は30年も続け
月探査機「かぐや」のイメージ図=宇宙機構提供 宇宙航空研究開発機構は21日、月の起源や環境に迫るため、米アポロ計画以来の大規模な観測を続けていた月探査機「かぐや」を、6月11日午前3時半ごろ、月面に落下させると発表した。任務を終えた「かぐや」は、落下直前まで地球へ観測データを送信するため、月の表側に落ちるように軌道修正する。国立天文台や東京大などは望遠鏡を使い、落下する「かぐや」の観測をめざす。 「かぐや」は07年9月、国産のH2Aロケットで月に向かった。07年12月から今年1月まで、月面から高度100キロの軌道を周回。X線や赤外線のセンサーなど14種類の装置と高精細なカメラを駆使して月の観測を続けた。その後は高度を下げて、月の磁場観測などを続けていた。 「かぐや」の観測データにより、月全体の高精度の地形図の作製や、月の裏側の火山活動の痕跡をとらえた。月の地平に沈む地球や、地球の後ろ
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