『新九郎、奔る!』の人物紹介欄にネタバレ感を覚える、という意見があって、実は僕自身も「うん、そうだよね」という気分があったりする。「のちの伊勢宗瑞(北条早雲)である」を入れるか入れないかの議論は第1話の開始時からあって、僕は入れなくてもいいだろう派だったのだ。— ゆうき まさみ (@masyuuki) 2020年7月27日 上記のゆうき先生のツイートから始まる一連の発言を読んで、小説や漫画におけるネタバレについて少し考えさせられました。 個人的には「新九郎、奔る!」で、主人公の伊勢新九郎が後の北条早雲(伊勢宗瑞)であるということが判明していたとしても、読む楽しみは減ることはないと思います。 それは、ゆうき先生が従来の北条早雲像とは異なったアプローチで物語を描くことをもともと期待していましたし、事実その通りだったからですね。 むしろ、応仁の乱の東西両軍の総大将(細川勝元と山名宗全)との絡みが
![ネタバレがどこまで楽しみを減らすかはストーリー次第かなと - やね日記](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8c1d7e5288b523e336a0f4a939511078a13eb2f1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fy%2Fyaneshin%2F20200729%2F20200729000147.jpg)