いま韓国では、若い世代を中心に日本のアーティストの楽曲が人気を集めています。 韓国公演は相次いで行われ、チケットは即完売。韓国の音楽業界関係者からは「期待をはるかに超えた熱い反応」という声まで出ています。 世界中で人気を集めるK-POPの発信地である韓国で、いまなぜ日本の音楽が若者たちの心をつかんでいるのでしょうか。 (ソウル支局 長砂貴英)
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【Realise It Yourself Vol.1】 Realising Mediaの新イベント"Realise It Yourself"初開催のヘッドライナーとして Pain Of Salvation (Sweden 🇸🇪) @thebestofpain 90分セットで待望の来日決定です! 11/26/2024 (火) @… pic.twitter.com/aIIuYu7E8V — Hayato Imanishi (@hayatoimanishi) May 23, 2024 素晴らしいね!90年代から活躍を続けるスウェーデンのプログ・メタル・バンド。いや、もはやプログ・メタルなどという陳腐な言葉には収まらない唯一無二のカルト・ヒーローだ。彼らほど、メタルとオルタナティブとプログの垣根を取り払い、超越したバンドは他にいないだろう。 スウェーデンには彼ら以外にも、さまざまなメタルのカル
じゃれあいながらインタビューに応じる、ザ・リンダ・リンダズのメンバー・左から、ベラ・サラザール、ミラ・デラガーザ、エロイーズ・ウォン、ルシア・デラガーザ。ルシアとミラは姉妹、エロイーズはいとこ。ベラはみんなの親友=2022年11月、米ロサンゼルス、定塚遼撮影
暗黒批評家・後藤護が著した書籍『黒人音楽史 奇想の宇宙』(中央公論新社)は、耳慣れない「アフロ・マニエリスム」なる概念を軸に、これまでにない切り口で黒人音楽史を捉え直した一冊だ。アフロ・マニエリスムとは、ドイツのジャーナリストで文筆家のグスタフ・ルネ・ホッケが1950年代に再評価した後期イタリア・ルネサンスの美術様式「マニエリスム」の理論を換骨奪胎し、ブラック・カルチャーに応用したもの。後藤護は、このアフロ・マニエリスムによって、奴隷制時代から南北戦争、公民権運動をへて真の解放をめざす現代までを総括しようと試みた。 ジャズ・ミュージシャンにして文筆家の菊地成孔は、本書『黒人音楽史』をどのように読んだのか。リアルサウンド ブックでは、ふたりの初対談をお届けする。(編集部) 後藤護 菊地:いわゆる黒人音楽史についての本は20世紀にたくさん出ています。特にジャズ批評の多くは、歴史主義で書かれてい
1973年にリリースされた、ピンク・フロイド『狂気』のカバー(Photo by MICHAEL OCHS ARCHIVES/GETTY IMAGES) 英国を代表するプログレッシブ・ロック・バンド、ピンク・フロイド(Pink Floyd)が『狂気』リリース50周年記念ロゴを公表。「Wokeに走った」とレインボーロゴに怒り心頭の保守派に対し、熱心なファンたちはどんな反応を見せたのか? アーティストのギルバート・ベイカーが製作したレインボーフラッグがクイア解放のシンボルとして最初に使われたのは1978年、サンフランシスコでのパレードだった。ピンク・フロイド8枚目のアルバム『狂気』(原題:The Dark Side of the Moon)がリリースされたのはその5年前、1973年だった。プリズムに差し込んだ光が虹を描くアートジャケットは、デザイナーの故ストーム・ソーガソンがピンク・フロイドの有
2010年代のアイドルシーンを複数の記事で多角的に掘り下げていく本連載。この記事では前回に引き続き、2010年代においてBABYMETALを筆頭に日本のアイドルと海外のリスナーの距離が縮まったことを背景に、「日本のアイドルは海外からどのように見られているのか?」というテーマを掘り下げる。前編では海外のアイドルファンおよび関係者に日本のアイドルに魅了された理由を話してもらったが、後編では世界的に活躍するギタリストであり、日本のアイドル楽曲について造詣の深いマーティ・フリードマンにインタビュー。K-POPなどと比べると、まだ世界的にガラパゴス状態とも言える日本のアイドル文化の特殊性について語ってもらった。 取材・文 / 小野田衛 なぜ日本のアイドルはK-POPのように世界的なブームにならないのか?日本のアイドルは音楽的にどのような特徴があるのか──このテーマを語るうえで、もっとも適任なのはマー
前回のCartoon Rave/Toytown Technoの続き。ここからは日本のアニメをサンプリングした海外のリリースを通して、Cartoon Rave/Toytown Technoが残したものについて記録する。 The Prodigy「Charly」を筆頭にアニメをサンプリングしたRaveミュージックは90年代前半にCartoon Rave/Toytown Technoとカテゴライズされ、幾つかの歴史的大ヒットを残すが、Raveシーンからは強く批判され、メディアからもネガティブな焼き印を押された。だが、2000年代に活躍した様々なジャンルのプロデューサー達はCartoon Rave/Toytown Technoを原体験としており、これはほんの一例であるが、ダブステップ・シーンの最重要人物であるLoefahはShaftの「Roobarb and Custard」をリスペクトする発言をし
ドイツの首都ベルリンにある国防省で行われた退任式典で、手を振って別れを告げるアンゲラ・メルケル首相(2021年12月2日撮影)。(c)Odd ANDERSEN / POOL / AFP 【12月3日 AFP】ドイツの首都ベルリンの国防省で2日、アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相(67)の退任式が行われた。メルケル氏は送別の曲として、共産主義政権時代に「パンクのゴッドマザー」と呼ばれた歌手ニナ・ハーゲン(Nina Hagen)のヒット曲を選び、周囲を驚かせた。 ドイツでは今月8日、議会が社会民主党(SPD)のオラフ・ショルツ(Olaf Scholz)現財務相をメルケル首相の後任として正式に選出し、16年間続いた保守政権から中道左派政権へと移行する。 2日夜の式典では、正装した兵士たちが火のついたたいまつを持ち参加し、鼓笛隊が演奏する伝統的な軍楽に加え、首相自身が選んだ曲目が
2013年2月にウェブ・マガジン『REV MAG vol.4 』(リヴィジョンマガジン vol.4)にて掲載したメンフィス発祥のストリート・ダンス『メンフィス・ジューキン』の記事を改めてYAPPARI HIPHOPで掲載いたします。 アメリカのヒップホップ・シーン全体でBPMの速度の低下やサウンドに変化があったように、その音楽にのって踊るダンス・スタイルも常に進化しています。近年、面白い動きを見せているテネシー州はメンフィス発祥の「メンフィス・ジューキン」をご紹介したいと思います。 近年のヒップホップの流行で見られた新しいダンス 2005年頃ぐらいから、メイン・ストリームに台頭してきた南部のヒップホップと共に、流行したダンスの種類として、曲の振り付けとして大流行したもの、地元のローカルに根付いてムーブメント化したものの、2つに分ける事ができます。アトランタのスナップ・ミュージックの台頭と共
<コラム>痛快なリリシズム、日本のアニメ愛、シンガーとしての実力――世界的TikTokスター=ベラ・ポーチが愛される理由を解説 TikTokフォロワー数世界3位、ベラ・ポーチを取り巻く熱狂 2021年、アメリカではアジア系著名人の存在感が軒並み上昇している。非営利団体Gold Houseが発表した今年度『影響力あるアジア系、アジア・太平洋諸島系アメリカ人100』には、カマラ・ハリス副大統領や大坂なおみ選手、『ノマドランド』にてアカデミー賞を席巻したクロエ・ジャオ監督らが名を連ねている。音楽シーンにおいても、フィリピン系歌手のオリヴィア・ロゴリゴと韓国グループのBTSがBillboard HOT 100でチャート首位争いを繰り広げた。 今や音楽業界に絶大な影響力を持つTikTokにおいても、アジア系スターが猛威を奮っている。1997年生まれのフィリピン系アメリカ人、ベラ・ポーチは2020年4
「ボイス・オブ・バチェプロット」の(左から)ボーカルとギターのフィルダ・マーシャ・クルニアさん、ドラムのエウス・シティ・アイシャさん、ベースのウィディ・ラーマワティさん。インドネシアの首都ジャカルタで(2021年4月8日撮影)。(c)BAY ISMOYO / AFP 【6月19日 AFP】イスラム教徒の女性がかぶるヒジャブ姿でヘッドバンギング。インドネシア人の小柄な女性メンバー3人によるヘビーメタルバンド「ボイス・オブ・バチェプロット(Voice of Baceprot、VOB)」は今や世界の大物ロックスターにも注目される存在だが、ここまで来るのに試練も味わった。それは、親を説得して活動を認めてもらう闘いだった。 3人は世界最大のイスラム人口を持つ自国内で開催される音楽フェスティバルに何度か出演して腕を磨いてきた。バンド名は「やかましい声」を意味する。バンドを結成したのは2014年で、3人
ここ数年、日本のシティ・ポップの海外人気が続いている。竹内まりや「Plastic Love」の再評価に端を発し、山下達郎や大貫妙子などの日本のポップスの名曲が世界各国の若い音楽ファンに受け入れられている。そんな話題を耳にしたことのある人もいるだろう。 が、コロナ禍以降の大きく変動する音楽シーンの中で、シティ・ポップのリバイバル・ブームも以前とは違う様相を呈するようになってきている。 少し前だったら「都内のレコードショップで70年代や80年代のアナログ盤を買い求める外国人観光客」の姿がブームの象徴として取り上げられることも多かった。しかし、今はTikTokで若い世代に発見された楽曲がSpotifyのバイラルチャートを駆け上がり、新たなアンセムとしてストリーミングサービスで人気を呼ぶ現象が生まれているのである。 その代表が、松原みきのデビュー曲「真夜中のドア〜stay with me」だ。19
日本が歌下手アイドルの国になったのではなくて洋楽にはもはや音痴という概念がないという話日本が歌下手アイドルの国になった戦犯は誰なの?https://anond.hatelabo.jp/20200924204657 あたかも洋楽エンタメの世界は歌が上手い人がもてはやされているような論調だが10年代以降のポップスの状況を顧みると、元増田は今の海外シーンを旧来の日本のエンタメ観で捉えてしまっているような気がする。 じゃあ今の海外シーンは昔とどう変わったのかって話をすると、それは大きくいってヒップホップがメインストリーム化したことじゃないか。 ヒップホップがメインストリームになったというのはEminemや50 Centみたいな音楽ばっかりになったってことではなくて、ポップスがヒップホップの感覚で作られるようになったということね。 旧来のポップスもとい今の日本の一般的な制作体制ってのは、基本的に作家
ドイツ中部ハルバーシュタットの教会で演奏されている故ジョン・ケージ氏の作品の和音が5日、7年ぶりに変わった。9月5日は、ケージ氏の誕生日。
英国人俳優エディ・レッドメインが『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞した。英国からはレッドメインの他にもベネディクト・カンバーバッチが『イミテーション・ゲーム』で主演男優賞にノミネートされていたが、英国では2人の健闘を祈る論調の裏でもう一つの議論が盛り上がっていた。映画界のエリート化を危惧する声が業界内からしきりに上がっていたのである。 オスカーを受賞したレッドメインは名門イートン校でウィリアム王子の「ご学友」だった俳優だ。カンバーバッチもイートンと並ぶ名門私立のハーロウ校(ウィンストン・チャーチルを含む7人の英国首相を輩出)の出身である。英国では公立校は学費無料だが、私立校の学費は平均で年間200~300万円。レッドメインやカンバーバッチが行った学校はその中でも特に一握りの特権階級の子供たちしか通えない学校であり、今や俳優業まで政治家のように超エリートしか就けない職業に
Pulp - Common People - YouTube 英国ロックバンドPULPの1995年ヒット曲「コモンピープル」 名門セントマーチンズに通う金持ちのお嬢様がこう語る。 I want to live like common people, I want to do whatever common people do, I want to sleep with common people, I want to sleep with common people,Like you. 「普通の人みたいに生きてみたいわ」 「普通の人がすることをして、普通の人と寝てみたいの。アナタみたいなね」 上流階級を揶揄した、英国の階級制度が非常に現れているニヒリズムな歌詞。 【スポンサーリンク】 rock'n'rollstar Oasis - Rock 'N' Roll Star (O
2020年5月25日、ミネアポリスでアフリカ系男性ジョージ・フロイドさんが、警察官によって首を圧迫されて亡くなりました。その光景を捉えた映像は即時に広がり、アメリカでは各地で大規模な抗議運動が展開、一部が暴徒化して、暴動、そして略奪が起きている地区もあります。 繰り返される人種問題と、そして抗議運動「Black Lives Matter」について、アメリカで21年間生活していたライター/翻訳家である池城美菜子さんに解説いただきました。 <関連記事> ・パブリック・エネミー結成35年後の脱退劇の真相と米大統領選 ・プロテスト・ソング特集:人種差別や偏見に立ち向かった歌の歴史 ・モータウンと社会問題:政治やプロテスト・ソングと人々が自由になるための手助け プリンスが愛したミネアポリスが燃えた。 1965年のワッツ、1967年のデトロイト、1992年のロサンゼルス、2014年のファーガソン。終わ
2006年、19歳のときにベーシストのアヴィシャイ・コーエンのトリオに招かれ、2010年には自身のトリオを結成してデビューを飾ったシャイ・マエストロは(2018年)現在31歳。いまではニューヨークで活躍するイスラエル出身のジャズ・ピアニストを代表する存在となっている。 ドイツのレーベル「ECM」から初リリースとなるトリオ作『The Dream Thief』を発表したばかりの彼は、ECMレーベル・オーナーのマンフレート・アイヒャーがいかに特別な存在であり、子供の頃に聴いたキース・ジャレットの『The Köln Concert』が決定的な影響を与えたかという、既にメディアに登場している話も丁寧に説明してくれた。 と同時に、この作品に静かに、しかし強く表現されていた「いまの時代や状況に対する想い」そして、謎に包まれているイスラエルの音楽教育の実態までを率直に語ってくれた。このインタビューは後者の
4000万人以上が使う音楽ストリーミングBoomplayが2000万ドルの資金調達。もはや無視できないアフリカ音楽市場 サブスクリプション型音楽ストリーミングサービスの「Boomplay」が、2000万ドル(約22.4億円)の資金を調達した。2015年に開始したBoomplayは現在まで月間アクティブユーザー4200万人以上に急成長している音楽サービスで、アフリカ大陸で今最大の音楽ストリーミングサービスだ。 ナイジェリアを拠点にする音楽ストリーミングであるBoomplayの特徴は、親会社が中国企業という点だ。Boomplayを運営するTranssnet Music Entertainmentは、中国・深センのスマホメーカー「Transsion」(伝音)と、中国のネットサービス「NetEase」(網易)によるジョイントベンチャーである。Transsionはアフリカで最も人気あるスマホブランド
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