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ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/akihito (77)

  • 【書評】『スノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実』:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    覚えておられる方も多いと思いますが、2010年に米国の外交公電がウィキリークスに流出するという事件が起きました。当時米軍の情報分析官を務めていたブラッドリー・マニング(その後性転換発言を行い、チェルシー・マニングと名乗るように)上等兵が、公電のデータをCDに焼いて流出させ、それを入手したジュリアン・アサンジが自身のサイトであるウィキリーク上で公開するという事件でしたね。当初アサンジは、手に入れた膨大なデータを処理しきれず、世界の著名紙(ガーディアン・ニューヨークタイムズ・シュピーゲル・ルモンド・エルパイスの5紙)に情報を渡して裏付け作業を依頼しています。その経緯と顛末を英ガーディアン紙の関係者がまとめたのが『ウィキリークス アサンジの戦争』というでした: ■ 【書評】『ウィキリークス WikiLeaks アサンジの戦争』(シロクマ日報) あれから4年。今度は米NSA(国家安全保障局)の職

    【書評】『スノーデンファイル 地球上で最も追われている男の真実』:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • 【書評】答えは問題の内側にある――『インサイドボックス』:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    英語に"Think outside the box"(既成概念にとらわれずに考える)という表現があります。「Box」つまり「箱」とは、自分の心の中にある、ものの見方や偏見のこと。意識しているかどうかに関わらず、人はこの「箱」に思考を支配されることになります。 たとえば鉄道が時間通りに運行するのが当たり前になっている東京の住民は、「電車の到着が数分遅れたら、何らかのトラブルが起きている可能性がある」という箱が心の中にあります。東京にいる限りは、その概念に基づいて考えることで、適切な行動を取れる(いち早く別経路を取るなど)可能性が高まるでしょう。しかし公共交通にそれほどの信頼性がない国に来た場合には、箱の存在を意識していないと、何のトラブルも起きていないのに大慌てしてしまうことになります。あるいは分刻みでスケジュールを組んでしまい、待ち合わせの時間に遅れるといった事態になるかもしれません。 特

    【書評】答えは問題の内側にある――『インサイドボックス』:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • 「3Dプリンター銃」は規制できるか:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    海外では既に事例があったのですが、日でもついに「3Dプリンターで殺傷能力のある銃を製造、所持していたとして逮捕される」という事件が起きました: ■ 3Dプリンターで銃自作か 大学職員を所持容疑で逮捕(朝日新聞) 3D(3次元)プリンターで自作した銃2丁を所持していたとして、神奈川、兵庫の両県警は8日、湘南工科大職員の居村(いむら)佳知容疑者(27)=川崎市高津区=を銃刀法違反の疑いで逮捕し、発表した。居村容疑者は「警察が銃と認めたのであれば仕方がない」などと話し、容疑を認めているという。 神奈川県警の説明では、3Dプリンター製の銃の摘発は全国で初めて。 報道されている銃の形状から、例のDefense Distributedが開発した「リベレーター(Liberator)」かなと考えていたのですが、やはりそうだったようです: ■ 容疑者、米ネット情報を利用 3Dプリンターで銃自作(朝日新聞)

    「3Dプリンター銃」は規制できるか:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • 【書評】『データ・アナリティクス3.0』:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    トーマス・H・ダベンポート教授といえば、企業内においてアナリティクス(データ分析)をいかに定着させるか、を長年研究してきた人物としてご存知の方も多いでしょう。2008年に発表された代表作『分析力を武器とする企業』はベストセラーとなり、データ分析のビジネス活用に関する解説書の先駆けとなりました。そのダベンポート教授の新刊が『データ・アナリティクス3.0 ビッグデータ超先進企業の挑戦』です。ビッグデータ時代におけるアナリティクスのあり方を論じたで、原著"Big Data at Work"も今年2月に発売されたばかりという、真新しい一冊となります。 何を隠そう、翻訳は私が担当させて頂きました。一人の読者として『分析力を武器とする企業』、および姉妹編『分析力を駆使する企業』を幾度となく参照してきたので、両書の続編に当たる一冊を手がけられたというのは、何より嬉しい経験でした。 あとがきにも書かせて

    【書評】『データ・アナリティクス3.0』:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • 【書評】『真実を見抜く分析力』:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    『分析力を武器とする企業』や『分析力を駆使する企業』などの著作で知られる経営学者、トーマス・H・ダベンポート教授の新刊が出版されました。今回は『真実を見抜く分析力 ビジネスエリートは知っているデータ活用の基礎知識』というタイトルで、韓国国防大学校のキム・ジノ教授との共著になります。 書の原題は”Keeping Up with the Quants”(計量アナリストについて行く≒彼らと一緒に仕事できる力を身につける)というのですが、こちらの方が内容を想像しやすいかもしれません。ビッグデータ時代になり、「データから価値を引き出す」という行為が経営面においてもますます重要になってきました。分析の実務を担うのが、計量アナリストやデータ・サイエンティストといった人々ですが、彼らを雇えば一件落着というわけではありません。経営のサイドに立つ人物にも、データ分析を有効活用する上での知識や、アナリストたち

    【書評】『真実を見抜く分析力』:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • 【書評】『ソーシャルマシン M2MからIoTへ つながりが生む新ビジネス』:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    ちょうど1年前の4月に、"Social Machines: How to Develop Connected Products That Change Customers' Lives"というをご紹介しているのですが、その邦訳が4月9日(Kindle版は4月10日)に出版されることになりました。タイトルは『ソーシャルマシン M2MからIoTへ つながりが生む新ビジネス』。僭越ながら、翻訳を担当させて頂いております。 「ソーシャルなマシン」とはいったい何なのでしょうか。なれなれしく話しかけてくる自動販売機?牛乳の賞味期限が切れたことをツイートする冷蔵庫?実はそれほど外れてはいません。ソーシャルマシンとはネットに接続し、情報を送受信する機械のこと。温湿度計が通信できるようになったら?病院にある車椅子をネットに接続するには?スケートボードや自転車がネットにつながったら?などなど、さまざまなソー

    【書評】『ソーシャルマシン M2MからIoTへ つながりが生む新ビジネス』:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
    AkihitoK
    AkihitoK 2014/04/09
    ということで、いよいよ本日発売です!
  • 【再びおしらせ】2月7日(金)にセミナー「マクルーハンは3Dプリンターの夢を見るか?――50年目の『メディア論』と最先端テクノロジー」を開催します。:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    ということで先日もお伝えしたのですが、いよいよ今週になりましたので改めて。 昨年末にマーシャル・マクルーハンの研究を出版したのですが、その関連イベントとして、「マクルーハンは3Dプリンターの夢を見るか?――50年目の『メディア論』と最先端テクノロジー」というタイトルでセミナーを開催させていただくことになりました。日時は2月7日(金)19:00からとなります。 嬉しいことに、Lifehacking.jpの管理人であるmehoriさん、ジャーナリストのまつもとあつしさんにもゲストとしてご登壇いただくことになりました!お二人がいま取り組まれているテーマについても、お話を伺ってみたいと思います。 【マクルーハンは3Dプリンターの夢を見るか?――50年目の『メディア論』と最先端テクノロジー】 マーシャル・マクルーハンの代表作のひとつである『メディア論』。文字通りメディア論の古典と言える書は、19

    【再びおしらせ】2月7日(金)にセミナー「マクルーハンは3Dプリンターの夢を見るか?――50年目の『メディア論』と最先端テクノロジー」を開催します。:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
    AkihitoK
    AkihitoK 2014/02/02
    mehoriさん、まつもとあつしさんにもご参加頂けることになりました!
  • 【書評】WordPress.comを支えるリモートワーク"The Year Without Pants":シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    先日『強いチームはオフィスを捨てる』というをご紹介しましたが、同書が楽しめたという方は、是非こちらもチェックしてみて下さい。元マイクロソフト社員で、IEのプログラム・マネジメントを担当した経歴も持つ作家スコット・バークンによる"The Year Without Pants: WordPress.com and the Future of Work"です。 バークンは1994年から2003年までマイクロソフトに勤務し、退職後は執筆活動や講演などを行っていた人物。『アート・オブ・プロジェクトマネジメント ―マイクロソフトで培われた実践手法』や『パブリックスピーカーの告白 ―効果的な講演、プレゼンテーション、講義への心構えと話し方』など、いくつか邦訳されている著作もあります。その彼が久しぶりに会社勤めに戻り、およそ1年10ヶ月の間、チームリーダーの一人として活動した日々をつづったのが書です。

    【書評】WordPress.comを支えるリモートワーク"The Year Without Pants":シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • 【書評】本当のストラテジストを目指すための一冊『ハーバード戦略教室』:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    もう卒業から10年以上経つのですが、マサチューセッツの片田舎にあるビジネススクールにMBA留学したことがあります。そのとき同期の中国人留学生と、「戦略と遂行のどちらが重要か」でよく議論になりました。彼は「だらだらと時間をかけて戦略を立てるのは意味が無い、シンプルな戦略を迅速にやり遂げることに注力すべきだ」という意見で、選択科目では戦略系のクラスを一切選ばないという徹底ぶり。僕は戦略論のロジカルな部分に惹かれていたので、そんな考え方もあるのだなと思っていたのですが、いまでも「戦略と遂行」というテーマに接するたびにその頃の議論を思い出します。 しかし『ハーバード戦略教室』の著者であるシンシア・モンゴメリー教授にしてみれば、この議論はナンセンスかもしれません。書の原題は"The Strategist"。文字通り「ストラテジスト(戦略家)」になるための教科書なのですが(その意味で「戦略教室」とい

    【書評】本当のストラテジストを目指すための一冊『ハーバード戦略教室』:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
    AkihitoK
    AkihitoK 2014/01/25
    いわゆる戦略論の本からはずれるものの、得るものの多い一冊でした。
  • 【書評】競争力の源泉としてのリモートワーク――『強いチームはオフィスを捨てる』:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    平成25年版の厚生労働白書によれば、次の東京オリンピックが開催される2020年頃、日の労働力人口(15~64歳)は5728万人になると予測されています。2010年の同人口が6047万人だったそうですから、10年間で約320万人、対2010年比で5%以上も減少することになります。トヨタ自動車の従業員数が、連結子会社も含めると約32万5000人(平成24年度の時点で)だそうですから、実にトヨタグループ10個分の労働力が失われることになるわけですね。 労働力は経済力に直結しますから、政府もこの事態を黙って見ているわけではありません。例えばご存知の通り、安倍政権は通称「ウーマノミクス」と呼ばれる女性の労働参加促進策を打ち出し、社会の中で休眠状態に置かれている女性の労働力を活用しようとしています。他にも高齢者や外国人、国外にいる邦人や外国人など、労働力という資源を様々な場所から「発掘」できる可能性

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  • 【おしらせ】2月7日(金)にセミナー「マクルーハンは3Dプリンターの夢を見るか?――50年目の『メディア論』と最先端テクノロジー」を開催します。:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    昨年末に『今こそ読みたいマクルーハン』というを出させていただいたのですが、その関連イベントとして、「マクルーハンは3Dプリンターの夢を見るか?――50年目の『メディア論』と最先端テクノロジー」というタイトルでセミナーを開催させていただくことになりました。日時は2月7日(金)19:00からとなります。 マーシャル・マクルーハンの代表作のひとつである『メディア論』。文字通りメディア論の古典と言える書は、1964年に発表され、今年で50周年を迎えます。つまり半世紀が経過することになるわけですが、メディアの質を捉えた書はいまなお色あせず、最先端の技術を理解する上でも大きく役立つ内容となっています。 例えばマクルーハンは、あらゆるテクノロジーがメディアであると捉え、人間の身体を拡張するものであると捉えました。そして身体を拡張するものである以上、テクノロジーの変化は人間が受信する情報の変化や、

    【おしらせ】2月7日(金)にセミナー「マクルーハンは3Dプリンターの夢を見るか?――50年目の『メディア論』と最先端テクノロジー」を開催します。:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
    AkihitoK
    AkihitoK 2014/01/22
    セミナーを開催することになりました。ご興味のある方はぜひぜひ。
  • 【書評】『帰ってきたヒトラー』:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    昨年末に『今こそ読みたいマクルーハン』というを書かせていただきました。タイトルの通り、メディア論の元祖とも言うべきマーシャル・マクルーハンをテーマにしたです。そのマクルーハンの代表作のひとつに、1964年の『メディア論』(Understanding Media: the Extensions of Man)があるのですが、発表から半世紀が経とうとする現在に読み返してみても、内容がまったく色あせていないことに驚かされました。 その理由はもちろん、マクルーハンという研究者が優れた洞察力を持っていたからに他なりません。しかしもう一方で言えるのは、それだけ「メディア」や「メッセージ」といった人間的な活動の中に、時代を経ても変わることなく存在し続けるものがあるということでしょう。確かに表面的なものだけ見れば、パピルスから紙へ、テレビからインターネットへといった一方通行の変化があり、それが退行する

    【書評】『帰ってきたヒトラー』:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • 3Dプリンターで宇宙をつくる:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    昨年の話になりますが、ヤフーが行った「さわれる検索」プロジェクトが話題になりました。検索キーワードを入れると、その結果を3Dプリンターで立体物として出力し、文字通り「触って」確認することができるというもの。視覚に障害を持つ方々などが活用することを想定していて、実際に筑波大学附属視覚特別支援学校にコンセプトマシンをテスト導入し、児童たちに使ってもらったことが報じられています: ■ 小学生は3Dプリンタで何を作るか――ヤフー「さわれる検索」の結果を報告(ITmedia) 3Dデータはヤフーがプリセットしたものに加え、企業や個人からも募集。児童の「さわりたい」という声に応じて追加した「ト音記号」「神社の鳥居」などを含む57個のデータが国内外から提供され、最終的には242種類の3Dデータが登録されたという。 同校の星祐子副校長は「児童にとって、危険なので実際には触れない動物や、教科書には載っている

    3Dプリンターで宇宙をつくる:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • 台頭する「定額制コンテンツ配信」:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    音楽のデジタルコンテンツ販売数が、iTunes立ち上げ以来初めて前年を下回ったとのこと。その一因として挙げられているのが、ストリーミング型音楽配信サービスの流行です: ■ Digital Music Sales Decrease For First Time in 2013 (Billboard) Overall for the full year 2013, digital track sales fell 5.7% from 1.34 billion units to 1.26 billion units while digital album sales fell 0.1% to 117.6 million units from the previous year’s total of 117.7 million, according to Nielsen SoundScan. Wh

    台頭する「定額制コンテンツ配信」:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • 【書評】『「エコノミック・アニマル」は褒め言葉だった―誤解と誤訳の近現代史』:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    中世ヴェネチアの商人であったマルコ・ポーロは、13世紀頃に編纂された『東方見聞録』の中で、東洋に「ジパング」と呼ばれる黄金郷があると述べています。もちろんこれは誤った情報で、一節によれば、世界遺産にもなった中尊寺金色堂がモデルになっている可能性もあるのだとか。実はマルコ・ポーロ自身がジパングを旅したわけではなく、訪れた中国でジパングの話を耳にして、それをヨーロッパに伝えたわけです。 東方見聞録にはジパングだけでなく、ヨーロッパの東に位置する風変わりな国々の情報が収められており、マルコ・ポーロを嘘つきよわばりする声も少なくなかったそうです。しかし「世界の果てに黄金の国がある」という情景が人々の心に響いたのか、東方見聞録は写という形で広く普及し、後の大航海時代にまで影響を与えたと言われています。伝聞の中で情報が姿を変え、人々を動かすまでの力を得ることとなったわけですね。 現代に生きる私たちも

    【書評】『「エコノミック・アニマル」は褒め言葉だった―誤解と誤訳の近現代史』:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • 【書評】「競争優位」戦略の終わり"The End of Competitive Advantage":シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    ベストセラー作家マルコム・グラッドウェルが、最新刊"David and Goliath: Underdogs, Misfits and the Art of Battling Giants"において「(一見するとダビデの方が不利に思える)ダビデとゴリアテの戦いは、実はダビデの方が有利だった」という解説を行っています。簡単にまとめれば、「ダビデの武器であるスリング(投石器)は見かけ以上に強力な武器だった」「ダビデは軽装で小回りがきいた」「ゴリアテは視力が弱かった」といったところでしょうか(このエピソードはTEDでも語られているので、興味のある方はこちらからどうぞ)。言い換えれば、ダビデは飛び道具と素早い動きという「競争優位」を持っていて、それを正しく認識・活用することで、体格ではとてもおよばない相手を倒すことができたわけですね。 しかしこれが、現代の企業間の争いだったとしたらどうでしょうか。

    【書評】「競争優位」戦略の終わり"The End of Competitive Advantage":シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
  • 音楽検索アプリとネオナチ対策:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    "Shazam"というスマートフォンアプリがあります。街角で流れている曲を聴いて「この曲なんだろうな」と思ったとき、その曲をマイクで拾うだけで、音から検索をして曲名を教えてくれるというもの。似たような音楽検索/音声認識アプリは他にもあり、同じ技術を使って、テレビの音声を拾うだけで見ている番組を識別してくれるアプリなども登場しています。 で、その音楽検索アプリと同じ技術を使い、ネオナチ対策に役立てるという取り組みをドイツ警察が検討中なのだとか: ■ 'Nazi Shazam': Police Devise App to Curb Far-Right Music (Spiegel Online) なぜShazamとネオナチ対策が結びつくのか。実はネオナチのような極右グループの思想を歌い上げるロックがあり(昨年だけで79曲がネオナチ思想を含んでいるとして有害指定されたとのこと)、彼らの集会でよく

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    AkihitoK
    AkihitoK 2013/12/11
    久しぶりにちゃんと更新。
  • 【書評】『シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」』:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    ネイト・シルバーの"The Signal and the Noise: Why So Many Predictions Fail – but Some Don’t"をご紹介したのが昨年の10月。それから1年が経ち、いよいよ邦訳が出版されることになりました。その名も『シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」』です。 ネイト・シルバーって何者?という方のために、書の紹介文を引用しておきましょう: ネイト・シルバー (Nate Silver) 1978年生まれ、ニューヨーク・ブルックリン在住の統計専門家。『マネー・ボール』で有名になった野球データ分析会社ベースボール・プロスペクタスの予測モデル「PECOTA」の開発者。2008年の米大統領選挙の結果を予測し、ほぼ完ぺきに(50州のうち49州)的中させたことで一躍脚光を浴びた(2012年の大統領選は50州すべて的中)。タイム誌の「世界で

    【書評】『シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」』:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
    AkihitoK
    AkihitoK 2013/12/10
    ということで本当に面白い一冊なので、年末年始に是非:
  • 【お知らせ】ビッグデータイベント”Strata Conference New York”ツアーが開催されます。:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    【お知らせ】ビッグデータイベント”Strata Conference New York”ツアーが開催されます。 お知らせです。来る10月28日(月)~30日(水)に米ニューヨークで開催されるビッグデータ系イベント"Strata Conference New York 2013"への視察ツアーが開催されます。公式ページは以下の通りです: ■ 世界最大級のビッグデータイベントO‘Reilly Strata参加&著名データ・サイエンティストに学ぶ「分析力」ニューヨーク視察ツアー Strata Conferenceと言えばご存知の方も多いと思いますが、技術書でお馴染みオライリー社が開催しているビッグデータ系イベント。毎年2月にサンタクララで開催されているのがメインですが、最近は派生イベントが多数開かれるようになっており、今回のニューヨーク開催もそのひとつ。またビッグデータというか「データ分析」がテ

    【お知らせ】ビッグデータイベント”Strata Conference New York”ツアーが開催されます。:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ
    AkihitoK
    AkihitoK 2013/09/10
    ということでちょっと宣伝を。
  • アクセス解析される世界:シロクマ日報:オルタナティブ・ブログ

    ニューヨークに拠点を置くIMRSVという会社が、市販のウェブカムを使い、画像から来店客層の分析ができるというサービス"Cara"を始めたそうです。しかもその料金というのが、カメラ1台あたり$39.95/1ヶ月という価格破壊なのだそうで: ■ New software brings face detection to stores and streets for $40 a month (The Verge) 25フィート(約7.6)先から顔認識が可能で、年齢層と性別を90パーセントの精度で識別可能とのこと(複数人を同時に認識することもOK)。どこぞで話題になったような、コンビニで年齢確認ボタンを押す/押さないという問題にも応用できるかもしれません。実際にニューヨークの5番街にあるリーボックの店舗で、このCaraを使った解析が行われているのだとか。 でも、お高いんでしょう? Off-the-

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