任天堂のゲームビジネスをめぐる潮目が変わりつつある。2012年3月期、決算公表以来初の営業・最終赤字に転落。世間では「スマートフォン(スマホ)とソーシャルゲームに押され、じり貧に陥っている」と解釈された。しかし、ここにきて「Wii U」と「3DS」という2つのハードとソフトの販売が好調に推移。岩田聡社長は「スマホは味方」「ソーシャルゲームとしても、うまくいっている」という。いったい任天堂に何が起きているのか。岩田社長が語った。
任天堂は人事体系や営業体制を見直す。ゲーム開発力の強化に向け、高い専門能力を備えた社員を処遇する役職を新設する。営業面では札幌など地方の営業所を廃止し、コスト削減も進める。2012年3月期に上場来初の赤字となっており、人事・組織の見直しに踏み込んで危機意識を高め、業績回復につなげる。このほど社員に通知し、16日付で実施予定。高い専門能力を持つ社員を対象に「シニア・スペシャリスト」と「統括」とい
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