サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督が24日、日本と母国イタリアとの友好親善に大きく貢献したとして、同国の功労勲章「コンメンダトーレ(イタリアの星)章」を受章した。 東京・港区のイタリア大使館で伝達式に臨んだザッケローニ監督は、「この話を頂いたとき、できるだけ早くしてくれとお願いした。なぜかというと、サッカーの世界は1日で状況が大きく変わるからだ」と冗談を交えつつ、「受章できたのは日本代表の活躍があったから。スタッフと喜びを分かち合いたいし、結果がついてきたのは選手のおかげ。結果が出ていないときから応援してくれたサポーターにも感謝したい」と述べた。 同章はイタリアへの貢献が認められた個人に対して大統領から贈られる。同国1部リーグ(セリエA)で活躍した元日本代表MF中田英寿氏もコンメンダトーレ章より等級が下の「カヴァリエーレ章」を受章している。