これは性分だからしょうがないと思うのです。これというのは、かつて手に入れたカメラや交換レンズを手放すことができないのです。だから、僕のストックルームには、数えたことがないほどのカメラやレンズがあるのです。フィルムカメラの時代には、完動品のボディをメーカーやクラスに分け、さらに交換レンズを必要最低限そろえることにしてきましたが、最近の電気カメラの時代にあっては、久しぶりにカメラを引っ張り出して電池を入れても、電子回路が不調だったりして動かないカメラがいくつもでてきてしまったのです。専用の交換レンズも、役に立ちません。なかには、メーカーはあっても、カメラ作りから撤退したり、マウントが新マウントになったりで、やはり使えないというレンズが、意識しないまま手元にごろごろしていたのです。 でも、時代は変わりました。デジタルの時代になって、ライブビュー撮影が可能になり、各社の旧マウントから最新ボディへつ