路面電車でビールを飲む乗客=岡山市北区路面電車でビールを飲む乗客=岡山市北区 車窓の風景をつまみに約2時間、生ビールを楽しみませんか――。岡山市の路面電車「岡山電気軌道」の企画が人気だ。その名も「ビアガー電」。 生ビール3杯におつまみが付いて2500円。ビールサーバーにテーブルが並ぶ居酒屋のような車内を、蝶(ちょう)ネクタイの「車掌」がジョッキを運ぶ。 「乾杯!」とやっていると、驚いた通行人や車の運転手と目が合うことも。今年で4年目、金曜夜の運行で9月末まで。10月にはワイン電車に衣替えする。
路面電車でビールを飲む乗客=岡山市北区路面電車でビールを飲む乗客=岡山市北区 車窓の風景をつまみに約2時間、生ビールを楽しみませんか――。岡山市の路面電車「岡山電気軌道」の企画が人気だ。その名も「ビアガー電」。 生ビール3杯におつまみが付いて2500円。ビールサーバーにテーブルが並ぶ居酒屋のような車内を、蝶(ちょう)ネクタイの「車掌」がジョッキを運ぶ。 「乾杯!」とやっていると、驚いた通行人や車の運転手と目が合うことも。今年で4年目、金曜夜の運行で9月末まで。10月にはワイン電車に衣替えする。
ソニーのオンラインサービス「プレイステーション・ネットワーク(PSN)」から膨大な個人情報が流出した問題に関連し、スペイン警察当局は10日、ハッカー3人を逮捕したと発表した。だが今回の情報流出に関与した証拠が見つからず、3人は同日中に釈放された。 AFP通信などが伝えた。スペイン警察当局の調べでは、3人は「アノニマス」と呼ばれるハッカー集団に所属していた。同国北東部バルセロナ、東部バレンシア、南東部アルメリアの3都市で3人の身柄を拘束し、事情を聴いていた。 アルメリアで拘束した人物の北部ヒホンの自宅を捜索したところ、PSNに対してサイバー攻撃を仕掛けた記録が残ったサーバーが見つかったという。だがAP通信などによると、捜査責任者は、PSNから個人情報を流出させた4月の攻撃に関与したとの証拠は見つかっていないと説明している。(パリ=稲田信司)
福島県川俣町の仮設住宅に出店するファミリーマートの仮設店舗のイメージイラスト=同社提供古川道郎町長(右)に案内され、仮設住宅内の店舗予定地を見学するファミリーマートの上田準二社長(中央)と大内隆央店長=10日、福島県川俣町東福沢、丹治写す店舗出店に関する協定を結んだ古川道郎町長(右)とファミリーマートの上田準二社長=10日、福島県川俣町樋ノ口、丹治写す 福島第一原発事故で福島県川俣町山木屋地区から避難した住民が暮らす同町内の仮設住宅の敷地内に、コンビニエンスストア「ファミリーマート」の臨時店舗が出来る。住民の入居が始まる26日にオープンする。災害に伴う仮設住宅での開設はコンビニ大手では初という。同地区から避難した男性が店長を務め、約10人の店員も地区住民から優先的に採用する。 町と同社は開店に際し支援協定を結び、10日、締結式があった。 仮設住宅は町役場から約1キロの高台に160棟が
古川聡さん(47)ら日米ロの3飛行士が搭乗するソユーズ宇宙船は10日午前1時18分(日本時間同6時18分)、国際宇宙ステーション(ISS)に南大西洋上空でドッキングした。ソユーズの気密性などの確認後、古川さんらはISSに入室し、約5カ月半の長期滞在が始まる。 古川さんは今回が初飛行。日本人のISS長期滞在は2009年3〜7月の若田光一さん(47)、同年12月〜10年6月の野口聡一さん(46)に続き3人目。 ソユーズは完全自動操縦でISSに接近、ドッキングした。古川さんらは入室後、モスクワ近郊の飛行管制センターの家族らと交信する。 古川さんは、無重力状態での植物の成長やたんぱく質生成など多くの科学実験を行う。また医師の経験を生かし、宇宙での診療システムの検証実験に参加。自身の脳波や心拍音などを調べて即診断し、飛行士の今後の健康管理に生かす。 古川さんは今年11月16日、地球に帰還する
民主党の岡田克也幹事長や仙谷由人代表代行、枝野幸男官房長官ら菅政権の中枢幹部は菅直人首相の後継について、野田佳彦財務相(54)を軸に調整に入った。後継首相を事実上決める党代表選に擁立する方針だ。第2次補正予算案や特例公債法案の成立のため、野田財務相なら野党の理解を得やすいと判断。野田氏は前向きとみられ、有力候補に浮上した。 菅首相の辞任表明を受けて岡田、仙谷、枝野各氏や安住淳国会対策委員長らは8日までに「ポスト菅」について会談を重ねた。岡田、仙谷、枝野各氏は代表選に立候補しないことを確認したうえ、野田氏が新代表に最適任との認識で一致した。 仙谷氏らはこれを踏まえて自民、公明両党などに対し、菅首相辞任後の協力要請を始めた。首相が月内に退陣表明することを念頭に7月上旬にも代表選を行う日程も大筋合意した。 財務相である野田氏が浮上した背景には、震災復興に充てる2次補正の編成を控え、政策の継
賃貸マンションの在庫件数の推移 仮設住宅がわりに自治体が民間賃貸住宅を借り上げる「みなし仮設」制度の影響で、仙台市など東北地方の都市部で賃貸物件が枯渇している。制度の利用者に対し、家主側が家賃をつり上げたり、入居を断ったりするケースもある。宮城県は業界団体を通じて協力を求めている。 「大家さんに『借り上げ制度なら嫌だ』と言われまして。お力になれず、すいません」。5月末、宮城県石巻市の男性(42)は、仙台市の不動産仲介業者から入居審査に通らなかったとの報告を受けた。 住んでいた借家の1階が津波で大破して住めなくなった上、勤めていた水産加工関連会社を解雇された。仮設住宅を申し込んだが、4月末に宮城県の借り上げ制度を知ってキャンセルし、賃貸住宅を探し始めた。だが、長女(11)が通う学校などの条件を満たす物件は、ほとんど残っていなかった。5月中旬、希望していた仙台市内のアパートが別の入居者に
朝日生命(東京)の養老保険をめぐり、大阪府吹田市の男性(69)が「20年後の満期時に246万円を配当すると言われたのに、実際は7千円弱だった」として、全額支払いを求める訴訟を大阪地裁に近く起こす。同社は書類に「配当は変動する」と書いたと説明。男性は「口頭で説明すべきだった」と主張する。 2001年に勧誘ルールを厳格化した消費者契約法が施行。規制が緩やかだった90年代以前の保険契約は今後相次いで満期を迎える。消費者問題に詳しい追手門学院大の高森哉子教授(民法)は「同様のトラブルが増える可能性がある」と話す。 訴状によると、男性は91年、朝日生命の担当者から契約期間20年の養老保険を勧誘され、「満期時は保険金500万円と、会社の決算で生じた剰余金から割り当てられる配当金246万円が受け取れる」との提案書を示されたという。 男性は契約し、月約1万8千円の保険料をおさめ続けた。満期を4カ月後
色の種類が多いカクメットは「重ねられて収納に便利」と森田法勝社長(右)。隣で頭にかぶっているのがタタメット=東京・日本橋タタメットを畳んだ状態。2枚の平面を真ん中のピンにひっかけて固定してある。ピンにひっかけていた平面を広げ、両端を持って内側に押すそのまま押し込むと、頭頂部の両側にあるかぎ針状の部品が穴に引っかかり、固定される 群馬生まれの折り畳めるヘルメット「タタメット」が売れている。東日本大震災直後から注文が殺到、納品まで4カ月待ちという。 2枚重ねのポリプロピレン樹脂の平面を両端から内側に押し込むと、湾曲した立体に。畳むと厚さが3.5センチ程度で、収納も持ち運びもしやすい。 開発したのは、製品デザインのイエロー(本社・東京都)。館林市出身の森田法勝社長(52)が、2005年の福岡沖地震でビルから割れたガラスが降り注ぐテレビ映像を見て、子供でも持ち運べるヘルメットを作ろうと思い立
一部のパソコンやスマートフォン(多機能携帯電話)で8、9日、ホームページ閲覧やメールの送受信が出来なくなる恐れがある。インターネットでコンピューターを識別するのに使う「IPアドレス」の切り替え実験を、世界で同時に行うためだ。 総務省などが注意を呼びかけている。実験は8日午前9時から24時間行われる。この間だけ、枯渇が予想されている現在のIPアドレス規格「IPv4」から、次世代規格「IPv6」対応に切り替える。「4」ではアドレスが約43億個だが、「6」では格段に増える。移行による問題点などを実験で探る。 日本で影響が出る可能性があるのは、NTT東日本と西日本が提供する光回線「フレッツ光」の利用者の一部と、フレッツ光を使う無線LANサービスでネット接続をするスマートフォン利用者の一部。
谷口ジローさん=鳥取市提供 鳥取市出身の漫画家谷口ジローさん(63)に、フランスの芸術文化勲章「シュバリエ」が授与されることが決まった。3日、市が発表した。同国では谷口さんの作品の大半が翻訳されており、仏語で書き下ろし作品も出版。昨年は倉吉市を舞台にした作品「遥(はる)かな町へ」を題材にした仏映画も公開されている。 芸術文化勲章は1957年創設の名誉勲章で、日本では最高位の「コマンドール」を映画監督北野武さんらが受章。シュバリエは3階級目で、デザイナー高田賢三さん、小説家筒井康隆さん、漫画家大友克洋さんらが受章しており、鳥取県内でも写真家の植田正治さんが96年に受けている。 知らせは5月25日に谷口さんの元へ直接伝えられた。フレデリック・ミッテラン文化・通信大臣からの書簡には「芸術および文芸活動を通じてフランス文化を国内外で普及させるために貢献した方が対象」とあるという。 谷口さん
3日午後4時ごろ、和歌山県有田川町水尻のため池に小学3年の男子児童(8)が転落する事故があったが、騒ぎに気づいた近くの40代の主婦が投げ入れたペットボトルにつかまって助かった。 湯浅署によると、男児は池のほとりで同級生3人と遊んでいて足を滑らせ、水中に転落した。池のほとりに住む主婦田中ひとみさんが、自宅にあった2リットル大の空のペットボトル3本を池に持っていって投げ込んだ。男児はこれにしがみついて岸にたどり着いた。男児は一時おぼれて水を飲んだが元気だという。 署は「とっさの機転で救助できた。敬意を表します」とし、近く田中さんに感謝状を贈呈するという。(楢崎貴司)
LED電球「レス球」を手にする池田一一社長=兵庫県多可町 兵庫県の山あいにある小さな工場が2年前に売り出した電球に、続々と注文が舞い込んでいる。停電してもすぐには消えない。“救助”の意味をこめた、その名も「レス球(キュー)」。「停電なんてめったにない」と、見向きもされていなかったのが、東日本大震災で一変した。 見た目は普通の電球と変わらないが、充電池と光センサーを内蔵。暗くなると自動的に点灯し、停電時はそのまま非常灯に。取り外すと懐中電灯がわりになる。明るさや停電後の点灯時間(1時間または3時間)の違いで3種あり、価格は6千〜9500円。 電子回路基板の組み立てが本業の「加美電機」(多可町)が作った。きっかけは、夜明け前に発生した阪神大震災。「真っ暗で何も見えなかった」「どこに逃げたらいいか分からなかった」。池田一一(かずいち)社長(67)は神戸の得意先や知人から、そんな被災体験を何
体に入った放射性物質を排出させる薬剤2品が、7月にも医薬品として承認される見通しになった。1日開かれた厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の部会で、意見がまとまった。 2剤は「ジトリペンタートカル」(販売名)と「アエントリペンタート」(同)。どちらも主に点滴薬として使われ、日本メジフィジックス社(東京都)が輸入販売する。 厚労省によると、原発事故などで放射性物質を大量に吸い込んだり、傷口から入り込んだりしてしまった時に使われる。プルトニウムなどを尿から体外に出す効果が認められているという。2010年10月時点で、米独仏の3カ国で承認されている。 放射性物質の除去剤で国内で承認されているのは放射性セシウム用の「ラディオガルダーゼ」がある。
震災や原発事故への対応に追われる中で繰り広げられた首相追い落としの動きに、海外の識者らは一様に首をかしげている。 ■米国 米外交問題評議会(CFR)のシーラ・スミス上級研究員は「この非常時に、政治家たちは本来、政策を競い合うべきだが、残念ながら真剣な政策論争は聞こえてこない。とにかく誰かを引きずり降ろそうとしているだけに見える」と指摘する。「この種の権力闘争は、誰も幸福にしない。特に被災地の人たちのことを思うと悲しくなる。日本の人々は復興に向けて懸命な努力をしているのだから、よりふさわしい扱いを受けるべきだ」と語った。 ■英国 日本政治に詳しい英シェフィールド大学のヒューゴ・ドブソン教授は「東日本大震災の後、世界が日本人の冷静さと復興への決意を称賛し、5月のG8サミットでは日本が主要な議題となった。この時期の不信任案は最悪で、不幸なことだ。誰も勝者はいない」と指摘。「震災前から菅直
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