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もじもじカフェに関するFeZnのブックマーク (20)

  • もじもじカフェ > 第44回「変体仮名をたのしむ」

    内容日語を文字に表す試みは,「こころ」を「許己呂」と書くように,漢字を表音文字として使う方法で始まりました。いわゆる「万葉仮名」です。この例の「こ」で分かるように,一つの音にいくつもの字をあてて書くことができたので,これら万葉仮名の総数は一千字近くもあったといいます。 万葉仮名は形が漢字そのものであるため,素早く書いたり,行間に書き込んだりするには不便な面がありました。そこで,万葉仮名を元にして,草書体をさらに崩して平仮名が,また,字の一部分を用いるなどして片仮名ができました。 一つの音に複数の字が使われる状態は千年以上も続きましたが,明治33年(1900年)の小学校令施行規則により,義務教育で扱う平仮名・片仮名の字種・字体が一つだけになりました。採用されなかった他の字が「変体仮名」と呼ばれます。 変体仮名は今や,書道や古文書に興味のある方を除けば,すっかり〈読めない文字〉となりました。

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    FeZn 2014/11/17
    受付開始ー。……2014年12月7日(日)! 今回のテーマは超いきたいけど、前日に名古屋で相生道愛知県大会だから、ちょっと無理だなー。誰か行ってきて詳細レポートを!
  • もじもじカフェ番外編「書物の構造と『組継ぎ本』実習」

    内容組継ぎとはステープラ(ホチキス)もノリも糸もセロテープも使わずにをこしらえる方法です。 いまの製でもっとも多い無線綴じではノドが十分に開かないため、コピーでは真ん中が真っ黒になってしまい、コピー機に無理に押し付けるとの背を痛めてしまいます。開きのよい糸かがりは辞書など以外ではあまり使われず衰退気味なのが残念です。製会社は近年、製ノリの改良による広開の開発に力を注いでいますが、背をミーリングで削り、ノリで固めるという方法自体はそのままです。 背中を固めて立てる西洋式に対して、寝かせて保存する和装は背を糸で綴じ、和紙の力にも助けられて軽くしなやかで長持ちするものでした。その東洋型と西洋型の歴史的経験の蓄積と融合から編み出したのが組継ぎです。 組継ぎは、素材の紙だけで構成する“用の美”であり、ノドにかかる荷重を折り紙と切り紙による分散で支えるものです。今回は、東西の製

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    FeZn 2014/01/14
    “2014年2月15日(土) 14:00〜16:30(13:30開場) 会場 芭蕉記念館 研修室(東京・森下)”
  • もじもじカフェ > 第40回「新聞校閲という仕事」

    内容印刷物(など)の誤りを完璧に無くすことはとても難しいことですが,誤りはときに大きな問題を引き起こします。電話番号・価格が誤っていたらどうなるか,報道で死者や容疑者を取り違えたら,誤った医療情報を伝えてしまったら,と考えると,その責任は重大です。 こうした誤りを防ぐために校正・校閲という仕事があります。校正は校正刷りを原稿や一段階前の赤字と照らし合わせるなどして,文字や体裁の誤りを正します。一方,校閲はそこから一歩踏み込み,内容の誤りについても確認します。校正・校閲は誤りを無くすだけでなく,用字・用語を統一したり分かりやすく誤解を招かない日語表現といった面にも気を配ります。 今回はそんな校正・校閲の仕事のなかでも新聞校閲に焦点を当てます。日刊紙は刊行物の中で最も厳しいスケジュールで制作されています。大新聞ともなれば何百万という部数で発行されており,その社会的影響力は極めて大きいものがあ

  • もじもじカフェ 映画字幕師・佐藤英夫の仕事とデジタル化 - ちくちく日記

    もじもじカフェ 第39回「映画字幕師・佐藤英夫の仕事とデジタル化」に参加してきました。 今回のテーマは「映画字幕師」映画字幕の第一人者佐藤英夫氏の仕事と、その文字のデジタル化について。 佐藤英夫氏は映画字幕師として40年以上2500以上の映画の字幕を手がけてこられた方。「タイタニック」「アラビアのロレンス」「ウエストサイドストーリー」など数々の名作が佐藤氏の作品。残念ながら今年7月に他界されたということですが、その佐藤氏の字幕文字はご子息である武氏により「シネマフォント」としてデジタルフォント化されています。今回は佐藤武氏に映画字幕のお仕事と、そのデジタルフォント化についての話をきくという会でした。 ▲佐藤英夫氏 「シネマフォント」は「さとうけや」で販売されています。 「さとうけや 楽天」http://item.rakuten.co.jp/satoukeya/c/0000000101/

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  • もじもじカフェ > 第38回「戸籍と住基とマイナンバーの文字コード」

    内容かつては手書きで行われていた戸籍事務ですが,二十年くらい前から自治体ごとに徐々にコンピュータ化されていきました。そこで問題になったのが,人名・地名の漢字の多さ,とくに異体字の多さです。例えば渡辺の「辺」をとってみても,「邊」「邉」など多数の異体字があります。既存の文字コードでは間に合わないため,自治体ごとに多数の外字を作っていました。しかし,自治体ごとにバラバラではデータ交換に著しい不都合が生じます。法務省は独自の文字コード「戸籍統一文字」を定めました。 一方,住民票のデータベースである住民基台帳では,総務省が住民基台帳ネットワーク統一文字という別の文字コードを定めました。 ここに,先日可決したマイナンバー法に基づくマイナンバーが加わることになります。マイナンバーではユニコードを使う方向で話が進んでいますが,さて一体どうなるのでしょうか。 今回は,文字コード研究家の安岡孝一さん(京

  • もじもじカフェ第32回「インド系文字、その華麗なる系譜」

    2012年1月21日に東京・阿佐ヶ谷の「バルト」で開かれたもじもじカフェ(ゲスト:町田和彦東京外語大AA研教授)のまとめです。http://moji.gr.jp/cafe/themes/032/

    もじもじカフェ第32回「インド系文字、その華麗なる系譜」
  • もじもじカフェ > 第30回「当て字・充て字・宛て字の世界」

    内容「気」と書いて「マジ」と読ませたり,「夜露死苦」と書いて「よろしく」と読ませるなど,わたしたちの身の回りにはさまざまな当て字があふれています。当て字には,漢字の音・訓を借りて日語を表す「浦山敷(うらやまし)」「型録(カタログ)」といったものや,同音の字に置き換えた「年令(齢)」,もともと無かった音・訓を字義から生み出した「零(ゼロ)」の類い,漢字列の意味に対応する日語を当てた熟字訓「大和(やまと)」「飛鳥(あすか)」「麦酒(ビール)」など極めて多様なものがあります。 万葉仮名も一種の当て字であるように,奈良時代以前から当て字は行われていましたが,後の時代にもさまざまな当て字が作られ,現在もすさまじい勢いで新しく生み出されています。「象徴的(シンボリック)」のようにルビを使って外来語と日語の対応を示した表記や,英数字を使った「5963(ごくろうさん)」「109(マルキュー)」「E

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    FeZn 2011/07/01
     8/20、15:00から。申し込みは8/1から。
  • もじもじカフェ > 第27回「ペルシア書道の美」

    内容アラビア語を表すために作られたアラビア文字は,イスラームの拡大とともにその使用範囲を広げ,ペルシア語の表記にも使われるようになりました。ペルシア語を表すためのアラビア文字をとくにペルシア文字といいます。 アラビア文字の書道は宗教芸術として大きな発展を遂げますが,ペルシア語の世界でも新書体が開発されるなど,アラブとは異なる独自の書道文化が花開きました。 もじもじカフェでは,第7回で「アラビア書道の世界」をテーマとしましたが,広い意味のアラビア書道の一種であるペルシア書道のなかに,ペルシア(イラン)の独自の文化を見ることができます。 今回は日のペルシア書道の第一人者で,イランの伝統的装飾文様やミニアチュール(細密画)の研究もされている角田ひさ子さんをゲストにお招きし,実演も交えてペルシア書道の美を語っていただきます。 角田ひさ子(つのだ ひさこ) 1991 年から 3 年間イランイスラム

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    FeZn 2011/01/18
    2011年2月19日 15:00~17:30(開場14:30)
  • ガラス活字見せてもらった | やもめも

    もじもじカフェに行ったら、お願いしてたガラス活字の実物を見せてもらえました。 道廣 勇司氏(moji − 文字・組版・印刷)の所有です。 ほんとにガラスだ〜 (手タレは某社の営業部長(^^; 初号で「裁」の活字です。 ネッキもちゃんとついてる。 正面 左右反転 元々ここにあったもののよう。→尼崎印刷の歴史|尼崎印刷株式会社 鉛合金(→東京鉛株式会社|安らぎと癒しの空間を演出)の代替としてのガラスだったようです。 ガラス…融点(というか軟化点・転移点→ガラス – Wikipedia)は鉛合金に比べ高いし、ほいほいと鋳造機に入れ換えて使えるようなものではないので、鋳造機は専用機扱いだったんじゃないかなー。通常の活字の合金は、融けるとサラサラして母型の細かいところにきっちり入り込みます。ガラスはどうだったんだろう。融かしてみたい…w とてもキレイですが、拾うのには苦労したんじゃないかと思います。

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    FeZn 2010/11/29
    おおー。すごいすごい。生で見たかった&触りたかったなー。
  • もじもじカフェ > 第23回「脳から見た人間の文字」

    内容目だけで文字を読むことはできず,手だけで文字を書くことはできません。文字を学習して,読んだり書いたりするとき,脳が大きな役割を果たしているようです。しかし,その仕組みはあまりよく分かっていません。 古くは,脳の損傷と失読(読むことができなくなった状態)の関係を調べて,脳の特定の場所が読む能力と結びついていることが明らかにされてきました。最近では,脳の活動を画像化する装置を使い,「文字中枢」と呼ぶべき場所の働きが詳しく調べられています。 今回は,人間の言語能力を脳科学の立場から研究されている酒井邦嘉さんをゲストにお招きし,言語能力の中でもとくに文字の読み書きに脳がどのように関わっているかというお話を伺います。人間にとって文字とは何なのかをみなさんと一緒に考えたいと思います。 ゲストプロファイル 酒井邦嘉(さかい くによし) 1964年生まれ。東京都出身。東京大学 大学院理学系研究科 博士

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    FeZn 2010/05/07
    2010年6月6日(日) 15:00~17:30(開場14:30)
  • もじもじカフェ > 第22回「ハングルと書道」

    内容漢字や仮名に書道があるように,ハングルにも書道(韓国語では書藝(서예))があります。ハングルの書芸術とはどんなものでしょうか。 ハングルは韓国語・朝鮮語を表記するための文字で,15世紀半ばに世宗(セジョン)大王が公布しました。ハングルは合理的な仕組みを持ちますが,それが強調されるあまり,文字の芸術があることすら日ではあまり知られていないようです。 今回のゲストは,韓国出身で,日韓で創作活動をなさっている書家の金周會(キム・ジュフェ)さんです。韓国の書道の奥深い世界について,実演を交えて語っていただきます。ハングルの仕組みについても説明していただきますので,ハングルをご存じなくても安心してご参加ください。会場は東京・新大久保にある韓国のお寺・観音寺です。 ゲストプロファイル 金周會(キム・ジュフェ;김주회) 書家。1960年,韓国慶尚南道(キョンサンナムド)山清生まれ。大東文化大学大学

  • もじもじカフェメモ

    「メモ帳のバケツ」「メモ帳のバケ2」に続く第3弾! 記憶力を補うための個人的メモ書きです。無断で他のblogからの引用をしているため後ろめたいblogでもあります。そのため検索エンジンに引っかからない設定にしていますが、ブックマーク登録したい方はご自由にどうぞ^^ 適当な時期に公開予定でもあります。 第21回「日語の文字と組版を考える会を振り返る」に20分遅刻して参加のメモ書き。 遅刻したため最前列正面の特等席に座らせていただきました(^^;A これって凄~くツキがあるってことですよね~! 前半は90年代からの流れの紹介 90年代は新旧混合した時代(旧いものが壊れ、新しいものが産まれた) 92年に日初のHomePageができる→インターネットの普及 94年にスピーカーの前田氏HomePage作成 95年に小宮山博史+府川充男+日下潤一で「印刷研究会」が立ち上がる 96年4月に「日語の

  • もじもじカフェ第21回「日本語の文字と組版を考える会を振り返る」 - 実験る~む

    ある意味どうでもいいことや、役立つかどうかもわからないような中身を、日々脳内から適当に垂れ流しまくりつつ、今日をなんとか生き存えることを思案してます。 ライン・ラボの前田年昭さん。深く文字組版に関わっている方にはおなじみの方です。 もちろん、会場にも文字組版のエキスパートばかりが来られていて、非常に濃い密度のものだったと思います。 内容はそのタイトルの通り、「日語の文字と組版を考える会」について、その中心人物とであったその視点としてのお話、『ページネーション・マニュアル』や『組版原論』『基語文字組版』、そしてヒラギノ書体などにまつわる逸話、そして当時および現在の感想などでした。第一部ではその歴史を辿りつつ、そして第二部ではアンケート等からの質疑応答および会場に来られていた当時の参加者の方からのお話も交えられつつ、またさまざまな資料(映画『Lie lie Lie』パンフレットや『Wi

  • もじもじカフェ第19回「どうする常用漢字」 - FeZn/Journal

    さて実際にこれを書いているのは2010/01/13なので、「あけましておめでとうございます」というべきでしょうか。 鉄と亜鉛は何とも滑稽なことに、昨年10月の分のエントリをupしようとする次第。 いや、なにぶんさっきまで別の原稿とか色々やってましたから……。 ああ、まぁ、「はてなハイク」とか「Twitter」ではボンボン投下してましたね。酷いイイワケだ。 ちなみにTwitterはじめてました。(exblogのほうでは告知済み) http://twitter.com/FeZn さてさて、超時間差エントリの、はじまりはじまり。 Pomeraのメモを補完してupする次第ですが、メモが追いつかなかった部分の中で、思い出せないところとか、面倒臭いところ(←おいマテ)は補完せずにそのままになっておりますゆえ、そのあたりご承知置きを……。 weblog更新する生活へのリハビリってことで。(毎回これ言って

  • 昨年10月17日の「もじもじカフェ第19回」について今頃書きました。 | FeZn/Bookmark

    さてさて、2010年も残すところ11ヶ月と半分ぐらいになりました。殆ど休止というか仮死状態になっている当weblog。Twitterのほうはボコボコ投稿してたりするので生存してはいたワケですが、仕事とか某アレの関係以外で長文を書く機会と気力が尽きていた次第です。 (ちなみに今時のネット界隈を見ていると「長文」の基準が短すぎて口がポカンです。あんなのは長文じゃねぇ!と心の中で叫びます。) ……余談は置いておいて、昨年10月17日の「もじもじカフェ第19回」について今頃書きました。 http://d.hatena.ne.jp/FeZn/20091017/mojimojicafe19 先回は丸ごと、こっちにcopy&pasteしましたが、それに意味があるのかどうか考えて……まだ結論は出ていないので、とりあえず冒頭部分だけ貼り付けることにします。 -------------------------

    昨年10月17日の「もじもじカフェ第19回」について今頃書きました。 | FeZn/Bookmark
  • もじもじカフェ > 第20回「欧文活字とカリグラフィー」

    内容欧米の印刷物には実にさまざまな書体が使われています。同じローマン体,イタリック体でも,表情の違った書体がいくつもあり,目的に応じて使い分けられています。こういった欧文の活字書体は,グーテンベルク以来,500 年以上にわたる活版印刷の歴史の中で発展してきたもので,デジタルフォントになった今も新たな書体が次々と生まれています。 こういった欧文活字書体の背景には,紀元前後から培われてきた,文字を美しく手書きする技術,カリグラフィーの伝統があります。 今回は,書体デザイナーでカリグラファーの木村文敏さんをゲストにお招きします。いろいろなローマン体,イタリック体の活字書体を味わい,それらがカリグラフィーとどんな関係にあるのか,どうしてそんな形をしているのかを探ってみたいと思います。 ゲストプロファイル 木村文敏(きむら ふみとし) 1964 年生まれ。神奈川県出身。武蔵野美術大学卒業。文字デザイ

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    FeZn 2009/11/06
    日時 2009年12月6日 15:00~17:30(開場14:30) 会場 バルト(東京・阿佐ヶ谷)
  • 2022年广西高考志愿填报能填几个学校和专业-景星凤皇网

    2022年广西高考志愿填报能填几个学校和专业

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    FeZn 2009/04/21
     活版関連初心者!? だからこそ、か。わかりやすいレポート。行きたくて行けなかった身としては実に有り難い。書いたりするのが本職の人かな、と思ってしまった?(あとで他の記事読む)/コメント欄ないのー?
  • プリンターズサークルBlog - もじもじカフェ「ロゴタイプを作るという仕事」

  • もじもじカフェ「ガリ版文化と日本人」に行ってきた - しろもじメモランダム

    先週の土曜はもじもじカフェ > 第12回「ガリ版文化と日人」に行ってきた。ガリ版を実際に間近でみたのは初めて。参加者の皆さんがなかなか熱く、いろいろと興味深い体験談を聞くことができた。 印刷寄りのテーマは(文字そのものと比べると)そこまで興味があるわけではないが、今回の話は期待以上におもしろかったので、やっぱ参加してよかったなぁ、と。

    もじもじカフェ「ガリ版文化と日本人」に行ってきた - しろもじメモランダム
  • もじもじカフェ第12回「ガリ版文化と日本人」 - 生活記録

    土曜に阿佐ヶ谷のバルトにて。思ひの外白熱した内容になつた。ガリ版は最も身近にあつた印刷メディアだつた。私にとつてもさうであるやうに人それぞれ思ひ入れがある。 けふは鐵筆の謄寫版の話が主だつたが、もう一つ毛筆謄寫版についての話も聞いてみたかつた。 謄寫版印刷の美しさを再確認した。 http://www.showa-corp.jp/toshakan/garinet/garinet.html けふの買ひ物 ガリ版文化史―手づくりメディアの物語 作者: 田村紀雄,志村章子出版社/メーカー: 新宿書房発売日: 1985/03/01メディア: 単行 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る會場にて購入。

    もじもじカフェ第12回「ガリ版文化と日本人」 - 生活記録
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    FeZn 2008/04/16
     いいなー。(3月が一瞬で終了したため存在を忘失していたのは事実)
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