東京・千代田区の東京国際フォーラム・ホールAで10日、コンサート中に照明機材が落下し、観客がケガを負っていたことが分かった。11日、同ホールが公式サイトで発表した。 事故があったのは声優・戸松遥(23)のライブ。午後6時36分ごろ、2階席先端バルコニーライト収納部に設置されている舞台照明機材(同ホール保有機材)のうちの1台が、固定金具が破損したため1階客席に落下し、鑑賞中の観客1人が肩などにケガを負った。 同ホールによると、重さ18・5キロの機材が高さ9・5メールから落ちたが、不幸中の幸いでケガは軽傷で済み、仕事復帰もしているという。ライブは中断されず、そのまま行われた。 同ホールは「お怪我をされましたお客様には深くお詫び申し上げますとともに、一日も早い回復をお祈りいたします」と謝罪している。 終演後、舞台照明機材の設置状態を総点検し、固定金具に異常がないこと、確実に固定されている