学習や研究、仕事の調べものに困った人は少なくなかったはずだ。新型コロナウイルスの感染拡大で、人が集まる図書館は一時休館を余儀なくされた。再開後も、さまざまな制約が伴っている。 政府の緊急事態宣言下で、休館措置は全国の図書館に広がった。博物館や図書館を支援する有志のプロジェクトによると、5月初めの時点で調査した全国の自治体などの公共図書館1692館のうち92%が休館していたという。 宣言解除後はほとんどで再開されたが、ガイドラインに従って滞在時間に30分や1時間といった制限を設けたり、閲覧の座席数を半減したりするなどの対応は続いている。 一方で、本との接点を絶やさないため、休館中もさまざまな試みが行われた。 沖縄県嘉手納町などでは屋外で青空図書館を開催した。ほかにも図書館員による本の宅配や、ドライブスルーによる貸し出しをする図書館もあった。 コロナ下に限らず、宅配サービスはアクセスが困難な高
台風17号は山陰沖から能登半島沖の日本海を進み、二十三日午前九時、温帯低気圧に変わった。石川県内は強風が吹き、最大瞬間風速は昼ごろ、輪島市で三一・二メートル、金沢市で二八・八メートルを記録。転倒によるけが人や建物の被害があり、交通も乱れた。温帯低気圧は二十四日朝には北日本を抜ける見通し。 (上)強風のため屋根のトタン板がめくれ落ちた珠洲市民図書館=23日午後2時39分、石川県珠洲市野々江町で(下)強風ではがれた事務所のトタンを修復する消防署員ら=23日午後2時40分、金沢市金市町で 白山野々市広域消防本部によると、白山市で強風のため自転車が転倒し、乗っていた男子中学生が病院に搬送された。中等症とみられる。津幡町消防本部によると、津幡町の七十代男性が強風にあおられ転倒し、軽傷を負った。
本の匂いに包まれた静謐な空間は、豪雨による浸水被害で一変した-。茨城県常総市水海道天満町にある市立図書館では、床上浸水のために書籍やCDなど約15万点のうち約3万点が泥水を被った。この中には貴重な郷土史の資料も含まれている。泥だらけで悪臭漂う環境の中、職員総出で片付けに追われているが、復旧のめどは立っていない。(上村茉由) 鬼怒川の水位が上がった10日未明、8人の同館職員は市役所石下庁舎に呼び出され、避難所の開設にあたった。次第にひどくなる雨。心配が募った。 「図書館に一度戻りたい」。そう思うも、鬼怒川の堤防が決壊して避難所周辺は冠水。10日夜には図書館周辺も冠水したため、いよいよ戻れなくなった。 高山京子館長(59)が惨状を目にしたのは、水が引いた12日。高山館長は当時をこう振り返る。 「1冊でも避難させることができたのではと思うと、本に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。床に落ちた
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KUMAGAI Shinichiro @qkmode 特に図書館などの施設への支援を考えている方へ。支援したい地域、施設の情報をできるかぎり集めてください。現地でなければ、集められない情報もありますが、その逆に、現地でなくても集められる情報もあります。それらを整理することが大事です。 2015-09-15 21:36:42 KUMAGAI Shinichiro @qkmode また、想像力も必要です。例えば、図書館が災害で休館を余儀なくされた場合は、相互貸借の資料などの取扱に難が生じます。相互貸借で借りていた本を返却、あるいは、申込みのあった本の送付といったことは物流およびサービスの体制が整っているか、確認してからのほうがいいのは十分想像可能です。 2015-09-15 21:38:46 KUMAGAI Shinichiro @qkmode 図書館の資料の扱いは専門的な知識もさることながら
広い範囲が浸水するなど大きな被害が出た茨城県常総市では、市立図書館のおよそ3万冊の本が水につかり、職員が後片づけに追われていました。 今回の豪雨で図書館は床上30センチほどまで浸水し、書棚の低い場所に置いてあったおよそ3万冊の本が水につかりました。 また、水分を含んで本が膨張し、書棚の側面が壊れるなどの被害も出ました。13日は停電が続くなか、5人の職員が水につかった本を片づける作業を行っていました。 被害を受けた本の中には、郷土史に関するものなど現在は販売されていない貴重なものもあるということで、図書館では修復の方法などを検討することにしています。 常総市立図書館の高山京子館長は、「浸水する前に本を移したかったのですが、休館日でできませんでした。多くの本が被害を受け、非常に残念です」と話していました。
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