2018年6月28日以降、梅雨前線が日本付近に停滞、また6月29日に発生した台風第7号の影響も加わり、大雨の降りやすい状況となりました。このため、西日本を中心とした地域で記録的な大雨(実際に24、48、72時間降水量の観測史上最大を更新する箇所がありました)となりました。 この大雨を原因とする、河川の氾濫・低地の浸水・土砂災害などが広い範囲で発生し、確認された死者は150名を超え現在も増え続けている状況、全体の被害はまだ把握されていない状況です。(2018年7月11日現在。) この一連の6月28日から大雨による災害を気象庁は「平成30年7月豪雨」(※1)と命名しています。(被害区域は近畿地方以西の西日本がメインであるものの、岐阜県にも被害が及んでいることで「西日本」に内包するか疑問の視点があったか、6月中の降水については北海道で起こったものも大であったことも考慮したかで、地名を加えた命名は