京浜フェリーボートは現在、運河ライナー「かなもえ号」で「ピア象の鼻」から「横浜日ノ出町桟橋」を結ぶ水上交通の試験運航を行っている。 大岡川 満潮時でも橋をくぐれる運河ライナー「かなもえ号」 運航ルートは「ピア象の鼻」(象の鼻パーク付近)から、「ピア運河パーク」(エアキャビン運河パーク駅付近)と「ピア日本丸」(JR桜木町駅付近)を経由し、大岡川の「横浜日ノ出桟橋」(京急日ノ出町駅付近)までの往復。始発地点から終着地点までは37分間。 同社はこれまで、2012年から毎年開催されてきた「よこはま運河チャレンジ」に参加。船団パレードや食の市に加え、会場間を船で移動できる水上交通を展開する同イベントを通じ、内港地区と河川を往来する実証実験で、実績やノウハウを積み重ねてきた。 今回の試験運航は1日4往復で、象の鼻からの横浜日ノ出桟橋行きの出港時刻は10時、11時30分、14時、15時30分。復路、横浜
3月末に閉店をした、シァル桜木町(横浜市中区桜木町1)のそば店「川村屋」が、9月1日から再開する準備が整った。 川村屋は、1900(明治33)年4月1日に、桜木町駅構内に開業。創業時から一貫して「桜木町駅」の敷地内で営業を続けてきた。 6代目の笠原成元(かさはらしげもと)さんと妻の玲子さんは、店の味を守ってきたスタッフの高齢化や、自分たち自身が40年近くもの間、年末年始の5日間しか休めずに働いてきたことなどから、閉店を決意。 笠原さんの次女の加々本愛子(かがもとあいこ)さんは、閉店前にも店を継ぎたいという意思を笠原さんに伝えていたが、笠原さんは「休みも取れず大変な仕事であることなどから、難しいと考えた」と振り返る。 2月頭に閉店の知らせを出してからは、来店客数が倍近くになり、3月31日の閉店日には、そばが売り切れても客足が途絶えず、閉店時間を延長して最後の客が帰るまで対応した。最終日の来店
「不二家 横浜センター店」(横浜市中区伊勢佐木町1)は8月20日21時までで、一時閉店した。不二家の創業者、藤井林右衛門(りんうえもん)さんは渡米した際に、街の目抜き通りに堂々と店舗を構えた洋菓子店、ソーダファウンテンが大繁盛しているのを目の当たりし、「やがて日本にも、こういう時代が来る。きっとやって来る」と確信。藤井さんは日本の洋菓子店、喫茶店という枠を超えて、総合的な「味のデパート」の建設を目指し、その想いを叶えてくれる建築家として、当時最先端のモダニズム建築をいくつも手がけていたアントン・レーモンド氏に設計を依頼したのではと推測されているという。不二家(ふじや)の屋号は、1910(明治43)年に、外国人居留地に近い横浜・元町に、小さな洋菓子店を開いたときに名づけられた。自身の「藤井」姓や、外国人にも良く知られた「富士山」(不二山)にちなむとともに、「不二」という言葉には「二つとない存
「本牧市民プール」(横浜市中区本牧元町)が7月8日、リニューアルオープンする。2015(平成27)年9月以来、約8年ぶりのオープンとなる。 本牧市民プール開業記念式典に横山剣さんとアレックス ラミレスさん 1969(昭和44)年にオープンした本牧市民プールは、施設の老朽化による漏水などで、2016(平成28)年度から営業を休止。2021年に「本牧ベイパーク」と事業契約を締結し指定管理者の指定をした。 リニューアル後は、大型スライダーや幼児プール、アトラクションプールなど、子どもから大人まで楽しめる多彩なプールを用意。メインの流水プールには、ウォータースライダーのほか、かつての海水浴場をイメージした渚状のアプローチ(渚プール)を設ける。併せて、バーベキューやキャンプができるキャンプ場を整備した。 営業時間は9時~17時30分の通常料金のほか、土曜・日曜など利用日限定で18時~21時のナイトプ
横浜港を母港とするクルーズ船「ロイヤルウイング」が5月14日にはファイナルクルーズを開催、最終運航となった。 花束を受け取ったロイヤルウイングの船長ら 「ロイヤルウイング」は、旅客定員630人の大型客船で、船内で食事を提供する船としては国内では現役最古の大型客船。1960(昭和35)年に関西汽船の「くれない丸」として運航開始し、1989(平成元)年から、横浜港大さん橋を母港にしている。 最終運航は16時に乗船開始、16時30分に船長があいさつし乗船客と乾杯、出発を知らせる汽笛が鳴ると乗客が130個のヘリウム入り風船を空に放ち、クラッカーを鳴らした。 運航中は中華料理のビュッフェが提供され、船長が各テーブルを訪れ、乗客と別れを惜しむ姿も見られた。船内特設会場ではロイヤルウイングの写真や絵が飾れ、船員がマジックを見せたり写真撮影に応じたりしていた。 「58年前の同じ日にくれない丸に乗り、東京か
根岸線は横浜駅から大船駅(鎌倉市)までを結び、京浜東北線と直通運転をしている。路線記号はJK。 1964(昭和39)年に5月19日に関内駅、石川町駅、山手駅、根岸駅、磯子駅が開業し、横浜駅~磯子駅間が根岸線となった。1970(昭和45)年3月17日に新杉田駅と洋光台駅が開業。1973年4月9日に港南台駅と本郷台駅が開業し、洋光台駅~大船駅間の約8キロが延伸開業して全線開通となった。 全線開通50周年を記念し、根岸線全12駅では、かつて駅名標として掲出していたホーロー駅名標のレプリカを各駅に掲出している。掲出場所は横浜駅(中央南改札みどりの窓口横)、桜木町駅(南改札)、関内駅(北口)、石川町駅(中華街口)、山手駅、根岸駅、磯子駅、新杉田駅、洋光台駅、港南台駅、本郷台駅、大船駅(南改札)で関内駅のみ改札内にある。 JR東日本横浜支社の担当者は根岸線について「『きょうも、あしたも。海と丘、人とま
JR桜木町駅直結のCIAL桜木町のそば店「川村屋」(横浜市中区桜木町1)が、現在「閉店のお知らせ」をしている。 川村屋閉店のお知らせ 同店は1900(明治33)年に「横浜駅」で、西洋料理店として創業。日本の鉄道は、1872(明治5)年に開業し、当時は初代の「横浜駅」が現在の「桜木町駅」の位置にあった。 2014年にCIAL桜木町が開業するまでは桜木町駅の「駅そば」として親しまれ、CIAL開業時から現在のCIAL桜木町の「停車場ビュッフェ」フロアに入店している。 天然だしを使った手作り汁のそば・うどんを提供。同店のサイトには「明治33年伊藤博文を通じて営業許可を得て開業して以来、桜木町駅と共に歴史を刻んでいる桜木町駅のシンボル的なお店です。天然だしを贅沢に使った『手作り』のお汁が自慢です。出汁取り一筋数十年のおばちゃん達の底力をご堪能下さい」と記されている。 閉店の知らせは店内の各座席ごとに
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