神奈川17区:小田原市、秦野市、南足柄市、二宮町、足柄上・下郡 衆院選では全国でも珍しい女性候補による一騎打ちが17区で繰り広げられている。元デジタル相の自民党前職・牧島かれんと立憲民主党新人・佐々木奈保美。地方議会を目指す女性をサポートするなど、女性議員を増やすための活動に力を入れてきた2人だが、選挙区での政治情勢も影を落とし、戦いは激しさを増している。 今回衆院選の候補者全体に占める女性の割合は23・4%。過去最高だった前回の17・7%を5・7ポイント上回った。牧島は「政治決定の場に多様性を確保したい」、佐々木は「女性候補同士の選挙戦が当たり前になってほしい」と願う。 3人の女性市議