「ウェブ進化論」が思いがけなくベストセラーになって、僕にとっては予想外のことが起き続けた2006年であった。こういう機会も人生に一度のことだろうと、少し無理をしてでも、新しい経験を求めた。 「ウェブ人間論」という形で本になった平野啓一郎さんをはじめ、さまざまな新しい出会いがあった。こうした対談や、たくさんのインタビューや取材を受けながら考えたり、ネット上に溢れた読者の感想を一万以上読むことで、これまで考えてきたことを検証し深める素晴らしい機会が得た。反省するところも多々あった。何かを自分が書いたという責任を土台に、その内容を考え続けるというのはいちばんいい勉強法である。 ただこういう「ウェブ進化論」祭りも、どこかで区切りをつけなくてはいけない。年の瀬には、そんなことをずっと考えていた。メリハリをつけないと人生は必ずマンネリ化してしまうので、陳腐化する前に自ら変化しなくてはいけない。 ただ「
主に、上場会社の経営幹部クラス、もしくは重要プロジェクトのキーパーソンクラスのリーダーorディシジョンメーカーに、「この人無能だな」と思われる人の特徴を以下の記事がまとめてくださっていました。 頭が良いフリをする方法 1.外向的 →とにかくたくさん話す。必殺「質より量」である。(略) 2.批判的 →相手を個人的に批判すると角が立つが、相手の会社や事業を批判するのは有効。(略) 3.自分の得意な分野について語る →これは、まぁ当然といえば当然だが、いかなる話も自分の得意な分野に引き寄せて語る、という話術が必要なのだな。 具体的に言うと、無能な人は、以下の3つの特徴を持っています。 (1)発言の濃度が低い (2)批判するときの対案がしょぼい (3)自分の得意分野を外へつなげられない 以下、これら3点について、説明します。 (1)発言の濃度が低い 上位のディシジョンメーカーは、発言の生産性にとて
賃金の安い中国人やインド人との競争のせいで、日本人の賃金が下がってるなんて、ウソなんだ。 そもそも、国際競争によって賃金が下がるなんて、あり得ないんだ。 どんなに中国人やインド人が安い賃金で激しく働こうが、そんなことには関係なく、日本人の労働の価値自体は、変わらない。 サンマを一箱分、築地から目黒まで運ぶ労働の価値は、30年前と今でなんの変わりもない。100年前も変わらないし、100年後にも変わらない。貿易をしても、競争をしても、イノベーションが起きても、変わらない。 イノベーションによって日本人の労働の価値は常に上昇しているし、国際貿易をして、お互いが豊かになることはあっても、競争のせいで生活が貧しくなるなんてことはあり得ないんだ。 だから、同じ労働に対して支払われる賃金も変わることはない。 グローバリズムそれ自体のせいで、賃金が下がったり労働条件が悪化していくなんて、あり得ないんだ。
対談書「ウェブ人間論」は、表題の類似性から「ウェブ進化論」の続編として読まれるかもしれない。確かにそうした文脈もあり、特に「第三章 本、iPod、グーグル、ユーチューブ」に詳しい話が展開されている。いわゆるネット業界的にはこの三章の情報が有益だろうし、出版界にとっても非常にわかりやすく示唆的な内容に富んでいる。 単純な話、未来の書籍はどうなるのか。平野啓一郎はある危機感を感じているがこれは現在出版に関わる人にとって共感されることだろう。これに対して梅田望夫は大きな変化はないだろうとしている。 文学者と情報技術の先端にいるコンサルタントとの、時代の変化に対する嗅覚の差もあるが、ここで梅田の判断の軸になっているのは「情報の構造化」という考え方だ。確かにネットには多くの情報がある。だがそれは構造化されていない。梅田の著作に表現されているアイデアの大半はすでにネットで公開されているが、それらは書籍
「GoogleはIT(情報技術)革命をもたらしたのではない。I(情報)のあり方を変えようとしている」。『ウェブ進化論』の著者・梅田望夫氏はこう指摘する。インターネットを過小評価してきた日本企業,IT産業それぞれの将来について,梅田氏に改めて聞いた。 (聞き手は桔梗原 富夫=日経コンピュータ編集長,高下 義弘=ITpro,写真は栗原克己) ―― 『ウェブ進化論』の中で,梅田さんが一番伝えたかったメッセージは何でしょうか。 日本の経営者や,ITの専門家と言われている人たちは,つい最近までインターネットの世界について分かったふりをしていました。 特にITの専門家の人たちは,「ITのことは知っている」という自己認識がある。だから,インターネットの世界について,分かったふりをする。さらには,分かったふりをするために,理解したつもりになる。そのような悪循環に陥って,結果としてインターネットの世界を過
2025年10月20日 橘玲、11年ぶりの長編小説『HACK』が幻冬舎より発売されます。バンコクを舞台にした暗号資産を巡る国際金融冒険ミステリーです。 2025年10月20日 橘玲の新刊『HACK』の発売を記念して、取材時に撮影したアジアの写真をPHOTOツアーで公開します。小説と併せてお楽しみください。 2025年3月28日 橘玲の新刊『新・貧乏はお金持ち』がプレジデント社より発売されます。16年前に出した本の全面改訂版です。 2024年11月25日 橘玲の新刊『親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの?』が筑摩書房より発売されます。 2024年8月23日 橘玲の新刊『DD(どっちもどっち)論』が集英社より発売されます。 2024年3月15日 橘玲の新刊『テクノ・リバタリアン』が文春新書より発売されます。 2023年11月8日 橘玲と安藤寿康による対談本『運は遺伝する』がNHK出版新書よ
Formal Correction: This article has been formally corrected to address the following errors. Citation: Bourne PE, Friedberg I (2006) Ten Simple Rules for Selecting a Postdoctoral Position. PLoS Comput Biol 2(11): e121. doi:10.1371/journal.pcbi.0020121Published: November 24, 2006Copyright: © 2006 Bourne and Friedberg. This is an open-access article distributed under the terms of the Creative Common
今回は価格比較サイトを運営する「ECナビ」に行ってきました。 当日はあいにくの雨降りだったのですが、びちゃびちゃになりながらもかろうじて到着。よくよく考えると今まではかなりメディアよりのインタビュー先が多かったので、ある意味、真っ当なネットサービスを運営する企業へのインタビューはGIGAZINEとしては初ということに。 というわけで、一体どういう経緯で懸賞サイトから価格比較サイトになったのか、一風変わった社内の様子や、やたら有効活用されているお弁当注文システムや各種社内のあれこれなどについてインタビューしてきました。グループウェアが役に立っていないという会社の方や、社内の雰囲気がいまいちパッとしないために悩んでいる方などにはかなり有効なヒントが多いかも。 ではスタート。 ◆ECナビ社内の様子 ECナビの入っているビルの1階はこんな感じ。この上の階にオフィスがあります。 入り口には数々の受賞
社会生態学者、ピーター・ドラッカー氏が2005年11月11日に亡くなってから早くも1年が経った。この1年の社会の動きは目まぐるしかったが、変化が激しい時こそ、本質をつくドラッカー氏の言葉に耳を傾けるべきではないだろうか。こう考え、ドラッカー氏とのロングインタビューの記録をひもといてみた。 幸いにも、私はこれまで3度、ドラッカー氏にロングインタビューする機会に恵まれた。最初のインタビューは1997年のことだったが、当時のメモを見直してみると、現在に通じる示唆的な発言が満載されていた。1999年の2度目、2003年の3度目のインタビュー内容もまったく古びていなかった。 ドラッカー氏の魅力はたくさんあるが、何と言っても、物事をとらえるスケールにはインタビューのたびに圧倒された。現在起きている事象を読み解く際に、こちらが予想もしていなかった歴史上の逸話を持ち出し、それらを対比して、目からうろこ
ECナビ人気ニュースなんですが、JavaScriptでかなりの部分を表示している都合上、SEO的に非常によろしくないです。Googleにはほとんどコンテンツが見えません。 SEOというのは、本来はGoogleを出し抜いて自分のサイトを目立たせようという行為でした。しかしいまやほとんどのサイトがそれなりにSEOしているので、単にGoogleが読みやすいようなHTMLをわざわざ書いてあげている状態になってます。 SEOを頑張るというのは、Googleの作ったルールの上で競合たちと競争している状態なわけです。これは自分の商売を頑張る上ではまことに結構なことです。 しかしあなたがもし、少しでもGoogleに勝とうと志すならば、Googleの作ったルールの上で戦っていてはいけません。むしろ、敷くべきルールを巡ってGoogleと争うべきです。つまり、Googleに勝とうとする企業は、SEOなんぞ気に
米GoogleによるYouTubeの買収や,ソフトバンクと米News Corporationの提携よる「MySpace日本版」(関連記事)の発表など,ここのところオンライン・コミュニティ・サービス市場における業界の動きが激しい。そうしたなか,米国で大きな話題を集め,個人だけではなく大手企業も次々と参加しているサービスがある。「Second Life」である。 目的や行動に制約のない仮想世界 Second Lifeのユーザー数(登録アカウント数)はこの10月半ばに100万に達した。本稿を執筆している11月9日時点ではすでに130万を突破したという。今,ものすごい勢いで参加者が急増している。日本語版のサービスもまもなく公開されるという(写真1)。 Second Lifeは,クライアント・ソフトをパソコンにダウンロードして楽しむMMORPG(多人数参加型オンライン・ロールプレイング・ゲーム)のよ
医薬、医療、食品、化成品、農林水産、環境、ITなど、あらゆる分野に影響を与えるバイオテクノロジー。その潜在力は、産業構造を大きく変えるだけでなく、人々の生活や地球の未来をも握っている。そんなバイオテクノロジービジネスの採用事情を調べてみた。 「ほかの基幹産業に比べれば規模は小さいものの、バイオビジネス市場は着実に拡大しており、人材も活発に動き出している。バイオ産業が今後、飛躍的に伸びるためには、米国のように大学発のバイオベンチャーがもっと自由に活動することが必要だ」というのは、『日経バイオビジネス』の横山勇生編集長。 日経BP社の『日経バイオ年鑑2004』によれば、2003年の日本のバイオ関連市場(製品と関連サービスを含む)は、前年比9.3%の増加で1兆6579億円にまで達したもようだ。その大半を占めているのが、遺伝子組み換え技術、細胞融合技術、細胞培養技術を用いたバイオ製品で、03年の売
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