18歳未満の少女に売春させたとして、警視庁は山口県内の私立高校2年の少年(18)を売春防止法違反などの疑いで逮捕したと26日発表した。同庁によると、少年は高校を休学して昨年3月に上京し、14〜17歳の少女を中心に25人を雇って売春させていたという。 少年育成課と碑文谷署によると少年の逮捕容疑は、昨年11月16日ごろ、都内の中学2年の少女(当時14)が18歳に満たないことを知りながら、東京都品川区の会社役員の男(38)=児童買春罪で罰金刑=に引き合わせ、台東区のホテルで料金4万円でわいせつな行為をさせたもの。 少年は携帯電話の掲示板サイトに「稼げる仕事を紹介します」と書き込み、応じた少女を雇い、出会い系サイトで客を募っていた。昨年3月から1年間で総額1千万円を売り上げ、少年が半分を得ていたという。 少年はネットカフェに寝泊まりし、「金は飲食費に使った」と話しているという。