国立新美術館の「新海誠展」に行ってきました。『君の名は。』公開以前にこんな企画展がこんな規模で催されるとは想像もしてなかったので、いやはや先のことはわからんなあと。以下感想。 構成としては、副題にもあるように『ほしのこえ』から『君の名は。』まで、新海作品を年代順に辿っていくような感じになっていて、映画を中核にしつつ、CMでの仕事なんかも拾っている。ゲーム関連の仕事に関しては年譜では触れられているものの展示には影も形もなく(アザ―ワークスと題された小品を扱った一角はCMやショートアニメ中心)、映画の仕事の「正典」化と裏腹に、ゲーム会社でのキャリアを切り捨てる形で「正史」を語っているようにも思えるこの感じは、コアな新海ファン的にはどうなんでしょうね。僕はコアな新海ファンではないですけども。図録の略歴にもゲーム関連の仕事はスルーだったりするし。とはいえ、やっぱり権利関係の処理が大変なんだろうなと
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