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2020年8月15日のブックマーク (2件)

  • リー・クアンユーと「賢いじいさん」の時代の終焉 ─1923年世代の黄昏─ - ジセダイ総研 | ジセダイ

    報道の少なさもあってか、一般の日人の間では国情が十分に知られているとは言い難い国・シンガポール。琵琶湖とほぼ同じ面積の小国にもかかわらず、自由な経済・金融政策が奏功して一人当たりGDPはアジア1位。一方で政体は与党・人民行動党による事実上の一党独裁政治が敷かれ、口さがない外国人からは「明るい北朝鮮」とすら揶揄される――。そんなユニークな国家を作り上げたのが、同国の建国者(初代首相)のリー・クアンユーだ。シンガポールは、晩年まで強い政治的影響力を発揮し続けたリーの作品ともいえる国家だった。 2015年3月23日、リーは91歳で逝去した。彼の死が象徴するものは、シンガポールのみならずアジア全体の代替わり。「あの戦争」によって創られた世界が、いよいよ転換をはじめる時代がやってきた。 ある戦中派世代の死 昨年の11月15日は、私のなかで「戦後」が終わった日だった。 祖父が亡くなったのだ。1923

    リー・クアンユーと「賢いじいさん」の時代の終焉 ─1923年世代の黄昏─ - ジセダイ総研 | ジセダイ
    Humisawa
    Humisawa 2020/08/15
    “食糧難のなかでグラマンの機銃掃射から逃げ回り、上陸米軍を迎撃する「決号作戦」に向けて、敵戦車への「肉攻」(自爆特攻)訓練に明け暮れる日々。いよいよ自分の死を覚悟したときに、終戦の詔勅を聞いた。”
  • 人文知に新しい行き先を | 磯野真穂ブログ

    7月終わりより、働く人のための人類学講座「他者と関わる」を5回連続(オンライン)で始めます。それにあたり、なぜ私がこのような講座を始めるに至ったのかをお話させてください。 ちょっと長いですが大学を出る経緯とも関わっているため、読んでいただければ光栄です。8分ほどで読み終わると思います。 働く現場を持つ人と人類学の相性のよさ 昨年度まで私は、国際医療福祉大学大学院で5年に渡り人類学を教えてきました。その中で一つ気づいたことがあります。 かなり荒っぽく説明するとー 知の行き先に、知を受け取りたい人がいない そう思わせた理由の1つ目は、実はとてもポジティブです。大学院で私が感動したのは、人類学に対する院生の学習意欲の高さと、院生の現場応用力の高さでした。教室で得たことを勝手に自分たちの働く現場に持っていて応用してくれるのです。 私の講義は選択科目でしたから、別に無理して取る必要はありません。にも

    人文知に新しい行き先を | 磯野真穂ブログ
    Humisawa
    Humisawa 2020/08/15
    “人文・社会科学を学んでみたい人は確実に存在し、その一つである人類学は確実に世界を面白くします。でも現行のシステムでは、提供者と受け手のマッチングが悪すぎる。”