2月12日に行われた1600人の集会には、過労死した従業員の遺族や、大気汚染訴訟の原告も参加した。「108名死亡『トヨタは公害患者に謝罪と賠償をしろ!』東京大気汚染訴訟原告が東京本社前で座り込み」で紹介した初山彰一さん(右)も東京から愛知県まで駆けつけた(写真提供:東京大気汚染公害裁判原告団) 「1兆円企業のトヨタ自動車は社会に還元しろ!」 過労死従業員の遺族、孫受け企業、排気ガス公害患者ら約1,600人が2月12日、愛知県豊田市のトヨタ自動車本社に向けてデモ行進した。今回の行動は全労連などが主導する実行委員会によるもの。トヨタ本体の下請け・孫受け企業関係者や、東京大気汚染訴訟の原告らも加わっている。 詰め掛けた1,600人(主催者発表)は、トップ企業による賃金抑制や下請け・孫受けへのしわ寄せ、非正規従業員の拡大などを批判した。 一連の行動は「トヨタ総行動」と名づけられ、実は今回で28回目