講演者:厚木市立鳶尾小学校 総括教諭 成田 潤也さん 日本翻訳連盟主催の 2025 年翻訳祭から選りすぐった講演の抄録をお届けします。今回から3回に分けて、厚木市立鳶尾小学校総括教諭の成田潤也さんによる「AI翻訳があるのに、なぜ英語を学ぶのか?」を紹介します。AI翻訳が日常に浸透する現代において、英語教育の目的や方法をどう見直すべきか。長年にわたる小学校での現場実践と研究に基づいて、AI時代の言語教育の本質を考えていきます。 ●小学校の外国語教育に携わってきた立場から 成田潤也と申します。今日は「AI翻訳があるのになぜ英語を学ぶのか」というかなり大上段なテーマになりますが、長らく小学校教員として外国語教育を担当してきた私が、今どんなことを思って、どんな授業をしようとしているのかということをお伝えできたらと思います。 まず自己紹介をします。神奈川県厚木市で公立小学校の総括教諭をしております。

