経済産業省、文部科学省、総務省の三省が共催する「デジタルネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会」の第3回懇談会が、6月22日、港区にある三田共用会議所で開かれた。懇談会では、懇談会報告書案が報告され、討議の上で了承された。 報告書 は、具体的施策とアクションプランとして次のことを提言している。 1 電子出版における日本語基本表現に係る国内ファイルフォーマット(中間(交換)フォーマット)の共通化をはかるため、「電子出版日本語フォーマット統一規格会議(仮称)」を設置すること。 この中間フォーマットをつくることにより、電子出版におけるコスト削減、作成期間の短縮が可能となり、電子出版をさまざまなプラットフォーム、端末で利用できるようになる。具体的には、日本語表現に実績のあるファイルフォーマットであるシャープの「XMDF」とボイジャーの「ドットブック」が協調して、統一規格策定のた
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