新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、NHKは、1日以降予定していた大河ドラマと連続テレビ小説の収録を当面、見合わせることになりました。 新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、2つのドラマは、出演者とスタッフの数が多く、演出上、安全対策にも一定の限界があるため、1日以降、今月12日までの収録を休止します。 それ以降の収録については、今後の状況を見ながら判断することにしています。 現在収録に参加している2つのドラマの関係者に感染の疑いがある人はいませんが、今回の収録見合わせの措置は、感染の予防を最優先に考え、NHKが自主的な判断で行います。 2つのドラマは、すでに収録している分があるため、直ちに放送が休止されることはありません。 今後の放送予定については、番組表やホームページなどでお知らせしていきます。NHKは、このほかのドラマについては、収録場所や内容など、個別の状況を総合的に勘案して、
ことしも台風被害が相次ぎ、自治体の災害への対応が喫緊の課題となる中、非正規職員の割合が全体のおよそ5割まで増えた茨城県鹿嶋市は、正規職員だけで災害に対応するとした現在の防災計画では限界があるとして見直しを検討することを決めました。同じように正規職員だけが災害対応を担っている自治体は複数あり、今後、見直しの動きが出る可能性もあります。 その一方で、避難所の開設や高齢者の避難誘導などへの対応を定めた市の防災計画では、災害対応に当たるのは「あらかじめ定める防災関係職員」などと記され、非正規は想定せず、正規職員だけで対応するとしてきました。 このため、台風被害などが相次ぐ中、職員のほぼ半数しか災害対応に当たることができないのが現状で、今のままでは対応の遅れが懸念されるという声が出ています。 こうした中、鹿嶋市は現在の防災計画を見直して非正規職員についても災害対応に当たることができるよう検討を進める
萩生田文部科学大臣は、大学入学共通テストに導入される英語の民間試験をめぐって「身の丈に合わせて頑張ってもらえれば」などと発言したことについて、発言を撤回したうえで「私の不徳の致すところだと反省をしている」と述べ、改めて陳謝しました。 29日の閣議のあとの記者会見で萩生田大臣は「当然のことながら発言を撤回したうえで説明をしたつもりだった」と述べ、発言を撤回しました。 そのうえで「国民、特に受験生の皆さんに対して不安や不快感を与えることになってしまったと考えており、改めておわびを申し上げる。こういった発言をしたことは私の不徳の致すところだと反省をしている。今後、信頼回復に向けてしっかりと結果を出していきたい」と述べ改めて陳謝しました。 また、「野党、与党問わず、国会でたださればきちんとその真意について説明をしていきたい。受験生の皆さんにいろんな環境はあるけれど頑張ってほしい、という思いを込めて
台風19号の影響で福島県郡山市では90台のバスが水没し、市内のほぼすべてにあたるおよそ70の路線が運休するなど生活への影響が広がっています。 福島交通の社員が撮影した写真には、車庫にならんだ20台以上のバスが車体の半分ほどまで水につかっている様子がうつっています。会社によりますと、当時、車庫の周囲は2メートルほど浸水していて、およそ20人の社員が12日の夜から14日にかけて建物の2階などに取り残されたということです。 会社では14日から、社員が総出で車体の清掃や不具合を確認していますが、現在もほとんどが運行できない状態です。 このため、郡山市内で運行されている路線バスのほぼすべてにあたるおよそ70の路線と郡山駅と福島空港を結ぶリムジンバスの運休が続き、生活への影響が広がっています。 会社では福島市の本社などからバスを集めるなどして対応を進め、16日朝から3つの路線で運行を再開させましたが、
宮城県は18河川26か所です。 ▽新川が丸森町烏谷で1か所、 ▽内川が丸森町上林で1か所、 ▽五福谷川が丸森町上地と畑中でそれぞれ1か所、 ▽斎川が白石市下川原で1か所、 ▽半田川が角田市藤田で1か所、 ▽高倉川が角田市江尻木所前で1か所、 ▽渋井川が大崎市古川西荒井で1か所、 ▽身洗川が大和町落合桧和田で1か所、 ▽小西川が大和町鶴巣幕柳で1か所、 ▽名蓋川が大崎市古川矢目で2か所、加美町菜切谷で1か所、 ▽照越川が栗原市築館照越で2か所、 ▽荒川が栗原市築館で1か所、 ▽石貝川が登米市津山で1か所、 ▽熊谷川が栗原市志波姫で1か所、 ▽富士川が石巻市針岡で1か所、 ▽水沼川が石巻市水沼新金棒で1か所、 ▽瀬峰川が栗原市瀬峰で1か所、 ▽砂押川が利府町沢乙で1か所、決壊しました。 福島県は19河川28か所です。 ▽宇多川が相馬市の北飯渕と西山でそれぞれ1か所、 ▽阿武隈川が矢吹町の陣ヶ岡
台風19号の影響で記録的な豪雨となり、各地で川の氾濫や土砂災害が起きました。大規模な浸水被害も発生し、死亡した人や行方不明になる人も相次いでいます。最新の情報をまとめたNHKの特設サイトです。
国土交通省によりますと台風19号による豪雨で川の堤防が壊れる「決壊」が発生したのは15日午後3時の時点で、7つの県の合わせて52河川、73か所に上っています。 国が管理する河川で堤防の決壊が確認されたのは7つの河川の12か所です。 ▽吉田川が宮城県大郷町粕川で1か所、 ▽阿武隈川が福島県須賀川市浜尾で1か所、 ▽千曲川が長野市穂保で1か所、 ▽久慈川が茨城県常陸大宮市の富岡、塩原、下町でそれぞれ1か所、 ▽越辺川が川越市平塚新田と埼玉県東松山市正代でそれぞれ1か所、 ▽都幾川が埼玉県東松山市早俣で1か所、 ▽那珂川が茨城県那珂市下江戸、常陸大宮市野口と下伊勢畑でそれぞれ1か所決壊しました。 これらの12か所については、さらに川の水があふれないよう、コンクリート製のブロックを設置し、水を遮るシートで覆うといった応急的な補修工事を行っているということです。
台風19号による被害を受けて、政府は、非常災害対策本部の会議を開き、安倍総理大臣は、浸水によって孤立した住宅からの被災者の救助や、安否が分からない人たちの捜索など、人命第一で、夜を徹して取り組むよう指示しました。 この中で安倍総理大臣は、「とにかく人命第一だ。浸水により孤立した住宅などからの救助や、安否不明者の捜索に全力で当たってもらいたい。現在、警察、消防、海上保安庁、自衛隊が11万を超える態勢で懸命な救出捜索活動を進めているが、夜を徹して作業にあたってほしい」と述べました。 また、安倍総理大臣は、河川の氾濫で浸水している地域について、国土交通省が派遣したポンプ車140台態勢で排水作業にあたっているとしたうえで、今後、態勢を増強して、浸水の解消に取り組むよう指示しました。 さらに、「各地の避難所では、数多くの人が不安な時を過ごしている。現地の具体的なニーズをしっかり踏まえつつ、水や食料、
台風で浸水被害が起きていた福島県いわき市で、東京消防庁の隊員がヘリコプターから降下して孤立していた77歳の女性をつり上げて救助していたところ、誤って女性が落下する事故がありました。女性は搬送先の病院で死亡し、東京消防庁は、女性の体重を支えるフックをつけ忘れたままつり上げるミスがあったとして、謝罪しました。 女性は心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。 東京消防庁は会見を開き、清水洋文次長が「女性とご家族に心からおわびします。このような事故がないよう信頼回復に全力を尽くします」と謝罪しました。 消防によりますと、救助活動を行っていたのはヘリコプターで上空から救助を行う部隊「エアハイパーレスキュー」で、女性の体重を支えるフックをつけ忘れたままつり上げるミスがあったということです。 救助者の体重を支えるフックを取り付ける際には、隊員2人で当たり、1人が取り付けたあと、もう
JR東日本によりますと東北新幹線と秋田新幹線については当初、13日昼ごろの運転再開を目指していましたが、福島県の新白河駅と郡山駅の間の線路の上に巨大な岩があるのが見つかり、撤去するのに時間がかかることから、運転再開の見通しはたっていないということです。
神戸市の小学校の教諭らによるいじめ問題で、被害を受けた男性教諭は熱湯の入ったやかんを顔につけられるなどおよそ50に上る悪質ないじめ行為を受けたと訴えていることが分かりました。代理人の弁護士は、11日夕方、警察に被害届を出しました。 神戸市の市立東須磨小学校では、30代の男性教諭3人と40代の女性教諭1人の合わせて4人が、20代の同僚の男性教諭に悪質ないじめを繰り返し、被害を受けた教諭は体調を崩して先月から出勤できなくなっています。 被害を受けた教諭の関係者によりますと、いじめは去年春ごろから始まり、羽交い締めにして激辛のカレーを無理やり食べさせられただけでなく、ドレッシングやキムチ鍋のもとを飲まされたこともあったということです。 また熱湯の入ったやかんを顔につけられたり、首を絞められたりするなどの暴力を日常的に受けていたほか、「クズがしゃべるな」などとひんぱんに暴言を吐かれたとしています。
本の表紙や絵本の挿絵など、さまざまなジャンルを手がけたイラストレーターの和田誠さんが今月7日、東京都内の病院で、肺炎のため亡くなりました。83歳でした。 たばこのパッケージのデザインをはじめ、書籍や雑誌の表紙、それに、絵本の挿絵など、さまざまな分野のイラストやデザインを手がけ、日本のグラフィックデザイン界をリードしてきました。 また、エッセーや絵本など、数多くの書籍を出版したほか、映画監督としても活動し、平成6年には、さまざまな文化的な分野で業績を上げた人に贈られる菊池寛賞を受賞しています。 事務所によりますと、和田さんは去年から体調を崩し、自宅で療養していましたが、ことし7月に都内の病院に入院し、今月7日、肺炎のため亡くなったということです。83歳でした。 和田さんの妻で、料理愛好家の平野レミさんは、「最後は家族みんなに見守られながら、安らかにお別れをしました。肺炎を患ってからはごはんを
タイにある国立公園で5日、野生のゾウ6頭が滝に落ちて死んでいるのが見つかりました。子どものゾウを助けようとして次々に滝に落ち、死んだとみられています。 タイの首都バンコクの北東にあるカオヤイ国立公園で5日、野生のゾウ6頭が滝に落ちて死んでいるのが見つかりました。 公園の当局によると、6頭のうち1頭は3歳前後とみられる子どもで、このゾウが最初に足を滑らせて滝に落ち、ほかのゾウも助けようとして次々に滝に落ち、死んだとみられています。 滝の近くの崖にはほかにも2頭のゾウがいて、滝に落ちたほかのゾウを助けようとしている様子だったため、ロープなどを使って救助したということです。 カオヤイ国立公園は、広さが2000平方キロメートルを超える広大な国立公園で、およそ300頭の野生のゾウが生息していますが、ゾウが落ちた滝は「地獄の滝」とも呼ばれ、27年前にも8頭のゾウが落ちて死んだということです。
神戸市の公立小学校に勤める30代から40代の教諭4人が、20代の男性教諭に性的なメッセージを同僚に送信するよう強要するなど、合わせて4人の教員に対し悪質ないじめを行っていたことがわかりました。市の教育委員会は4人を処分する方針で、刑事告発も検討しています。 このうち、20代の男性教諭に対しては、去年からことしにかけて、日常的に暴言を浴びせたり、筒状のもので殴ったりしたほか、LINEを使って性的なメッセージを同僚に送信するよう強要したり、車を蹴ったり中に飲み物をわざとこぼしたりと、悪質ないじめを繰り返していたということです。 この男性教諭は、ほかにも、目や唇に激辛ラーメンの汁を塗られたり、羽交い締めにされて激辛カレーを無理やり食べさせられたり、カレーを体に塗られたりしたなどと訴えているということです。 さらに、4人は、同じ学校の男性教員1人と女性教員2人に悪質ないじめを行っていたということで
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