グローバル化する中で日本人はどのようにサバイバルすればよいのか。子ども×ICT教育×発達心理をキーワードに考えます。 先日、日本文学研究者として『稚児今参り研究(増補版)』という本を出版させていただきました。 今回、取り上げた『稚児今参り』は室町時代末期に成立したお伽草子で、女装して内大臣家の姫君の女房になる稚児が内大臣家の姫君と恋愛をするとても珍しい物語です。二人は困難に見舞われますが、尼天狗の救助と犠牲によって結ばれます。 参考:片岡麻実『稚児今参り研究(増補版)』 ※上記書籍のリンクURLはAmazonアソシエイトのリンクを使用しています。 本の表紙は主人公の稚児が桜の下から姫君を垣間見する場面をイメージしたものになっています。本書では入水する女君のモチーフが扱われているため、水の波紋も描かれていて美しい表紙となりました。 本の内容は以下の通りです。 --- 【目次】 凡例 11 増
