今回の参院選で改選を迎え、漫画やアニメを愛好する「オタク層」を中心に支持を集めて2期目を目指した山田太郎氏(49)は、約30万票という大量の得票数を獲得したが落選した。新党改革の比例代表候補としての出馬だった。 山田氏は、児童ポルノ禁止法など表現規制の反対を訴え、29万1188票を得た。本人を直撃すると「バッジにつなげることができずに大きな責任を感じています。本当に申し訳ない気持ちです」と肩を落とした。 しかし、約30万票という得票数は、初当選した「SPEED」ボーカルで、自民党の今井絵理子氏(32)の31万9359票と比べても遜色ない結果。民進党など野党4党のトップ当選者の獲得の得票数より多い。ここまで大量の得票数だったのに、落選した原因は何だったのか。政党関係者によると「2001年から参院選比例区で採用した非拘束名簿式という選挙制度がネックになった」と指摘する。 非拘束名簿式では、有権
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