選挙のためなら…麻生自慢の補正予算に“粉飾”疑惑 税収の減額補正見送り 麻生首相自慢の補正予算案に“粉飾疑惑”が浮上している(クリックで拡大) 過去最大の補正予算案に“粉飾疑惑”が浮上している。政府は、2009年度の実質GDP(国内総生産)の成長率見通しをマイナス3.3%に下方修正。景気が悪くなれば、税収も減るはずだが、補正予算案では税収の減額補正を行っていないのだ。「減額補正をすれば、国債の発行額を増やすことになる。国の借金を増やすことは総選挙にマイナスと判断して見送ったのだろう」(野党有力筋)。借金を少なく見せかけての大盤振る舞いは確かに、粉飾といえそうだが…。 政府が提出した09年度補正予算案は、財政支出が過去最大の14兆6987億円。麻生首相は経済危機克服のために大盤振る舞いしたことをアピールした。 しかし、“金欠病”のなかでの編成だけに、新たに国債を10兆8190億円(建設国債7